勉強のための心構えについて
僕は大学生でしたが再受験することに決めた受験生です。せっかく親から与えてもらったこの機会を絶対に後悔しないものに変えたいと思い、東京大学を目指してます。
僕が前に行っていた大学のレベルは低かったので、その分勉強をしないといけません。受験勉強は苦ではなく、むしろ好きです。
けれど自分の性格上何をするにしてものんびりやってしまいます。 大切な時間を無駄にはしたくないのですが、なかなか自分の制御ができないのです。
最近は朝早くに起きてはいるのですが、部屋が寒すぎるために布団から出れず、勉強したいのに机の前までたどり着けなかったりします。
自分に厳しくして、より勉強時間の確保をしたいです。だらけている自分に喝を入れるような、自分の心の礎となるような、考えや言葉などを教えていただきたいです。
勉強時間をたくさん確保したいけれどのんびりしてしまいます。のんびりしてしまう自分の精神をなんとかしたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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何のために大学へと行くのか?
Asp様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「大学へいくための勉強か、それとも、将来の目標や夢のための勉強か」
あるいは、「東京大学へと行くのは、いったい何のためであるのか」について、今一度、お考えになられるのも良いのではないかと存じます。
ただ、「東大」に行きたいと言うだけのことであるならば、もしかすると同じように大学を途中でやめてしまうこともありうるかもしれません。
「何を大学で学びたいのか、先でどんな仕事をしたいのか、あるいは、将来の目標や夢は・・」
もちろん、入ってから考えるというのもありでしょうが、できるだけ今のうちから考えておかれるのも良いのではないかと存じます。
「自分に厳しくして、より勉強時間の確保をしたい」・・
やはり、切磋琢磨する仲間、ライバルがいる環境、予備校や自習室へと通うことで、モチベーションを上げて、奮起し、また、緊張感もしっかりと養うことで、だらけてしまうのを抑制させるというのはどうでしょうか。
特に、志を同じくする仲間同士との出会いというものが、これからの先において、Asp様の大切な糧になっていくこともあるのではないかと存じます。
合格を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
今まで何故東京大学に行きたいかとじっくりと考えたことがなかったのですが、言われた通りよく考えてみました。
いろいろ考えたところ気持ちがはっきりし、具体的に自分がどうなりたいかなどが前よりも明確になり、学びへの意欲が向上しました。
予備校などには通う予定はありませんでしたが、ライバルを探して刺激を受ける環境にしてみようかと思います。
ありがとうございました。