友人を妬んでしまう
こんにちは お坊さん方の知恵をお借りしたく、投稿しました。
私は自分の顔にコンプレックスを抱いており、化粧をすることでそのコンプレックスを和らげています
(古くからの友人からは化粧でからかわれるのはまた別の話です、、)
コンプレックスを取り除くための化粧を続けていたところ、自分の中で「目鼻立ちが良くない自分が人前に出る=化粧をする」の方程式が出来てしまいました。
しかし、友人の中にはスッピンで学校に来る人もおり、なんだかなぁと思いながらも考えは人それぞれだからと流していました。
するとその友人の一人に彼氏がいると判明しました。
仲の良い相手ではあるのですが、内心(何の努力もしてないのに…)(私の苦労のやり場は…)と思ってしまいます。
相手への嫉妬と自己否定感と同時に、友人さえ見下してしまう自分にもガッカリしてしまいます。
自分の負の感情とどう向き合い、どう処理していけば良いでしょうか?
最近自暴自棄
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そんな貴女におすすめの動画
湿気様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「妬む」という字は、女偏に石と書きますが、まさに負の感情に石のように固まってしまわれているため、まずは、その負の感情に固まってしまっている石(意思)を打ち砕くことが必要となります。
そんな貴女におすすめの動画があります。以下をまずご覧下さいませ。
https://www.youtube.com/watch?v=E8-XKIY5gRo
「気づいてください。あなたは自分が思うよりも、ずっと美しい。」
それと・・彼氏ができたからといって、本当に幸せになれるとは限りません。
仏教的な幸せとは、嫉妬したり、高慢になったり、卑下したりなど、煩悩に左右されなくなり、心が平安となって、更には、相手の幸せを心から喜んであげられることもその一つとなります。
そのように相手のことも思いやって過ごすことができるようになれば、煩悩に苦しむことも少なくなるのではないかと存じます。
そして、また、それが自分の立場となった時にも、相手もきっと心から喜んで応援してくれることになるでしょうし、苦しいことや悲しいことがあった時にも、力になって助けてくれる、支えてくれるようになるでしょう。
とにかく「湿気」というハンドルネームから、まずは変えていきましょう。
僧ですね・・たくさんの綺麗な花を咲かせてくれる「春風」とかどうでしょう。
次回、何かございましたら「春風」というハンドルネームにて、どうぞご質問下さいませ。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
川口 様
素敵な動画をありがとうございます。関連動画も遡って拝見いたしました。
なんだか心がすっきりしたような気がします。
心の平安を保つことで相手の幸せを喜べるようになる、のですね。普段は逆で考えていたので少し驚きました。しかし考えてみたところ、相手を思いやるという事に囚われすぎて心の平安が失われていたように思います。
まさかハンドルネームにまでコメントをいただくとは思っておりませんでした。笑 昔から何の気なしに使っていた名前ではありますが、これを機に変えてみようと思います。
素敵な回答ありがとうございました。