全く立ち上がれません。
2年前 突然パートナーを亡くしました。あまりにも突然だったので、私の時間はそこで止まってしまい、一向に動きません。動かす気力が出ないのです。
日中は働いて、社会人のふりをしていますが、本当は誰とも話さず引きこもっていたい。
これからますます歳をとる。親も居なくなって、子どもも持たなかった私の、今後の存在意義は何なのでしょう。
親を送ったら、この世から消えてしまおうと考えています。
パートナーを亡くして5年が経とうとしています。 頑張って立ち上がって、歩き出そうとしていますが、まだまだ葛藤も多いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
棺桶に入った覚悟で人生を見つめ直す。
パートナー様に先立たれましたこと、心よりお悔やみ申し上げます。
それだけ、わらしさんが信用信頼をおけるパートナーだったからこそ、深く心に穴が開き、愛別離苦の渦中で時間が止まっていることとお察しいたします。
人は亡くなるときに「息を引き取る」といいますよね。
息を引き取る言葉には2つの意味が含まれています。
一つ目は亡くなるときは息をしなくなることから。
もう一つは、パートナー様のご意思をわらしさんが引き取るという意味です。
私たち人は、煩悩があり欲があり、果てることはありません。年齢限らずともまだまだ あ〜したい、こ〜したい、など色々なことをしたいのが本心です。しかし、あの世にはお金や物や権力など、何も持っていけません。もっていけるのはこの世で育てた心のみなのです。
パートナー様があの世にもっていけなかった思い(意思)を わらしさんが引き取って上げてください。わらしさんにしか パートナーさんも引き取ってもらいたくないと思います。やり残した思いや、あの場所にもう一度いきたかった、あの景色をもう一度みてみたかった。こんなことをしてみたかった。色々あり、色々知っていると思います。
また、生前どのような故郷で育ったんだろうなどなど、足跡を辿るのもいいです。
そうすることで、先立たれましたパートナー様の本心を汲み取り、わらしさんの心の中にパートナーさんからの声が届くと思います。
パートナーさんがやりきれなかったご意思をわらしさんが引き取り、目標に向かわれることが、一つの供養となりパートナー様も来世で喜んでくれます。
合掌
質問者からのお礼
「棺桶に入った覚悟で」という言葉にドキッとしましたが、あえて言ってくださったのだろうなぁと思いました。
引き取る。
意思を引き取る。
繰り返し、繰り返して考えています。
何をすべきなのか。何ができるのか。
毎日 苦しくて、のたうちまわっていますが、いつか少しはマシになるのでしょうか。
ご回答いただき、ありがとうございました。