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残された祖父との同居が嫌です。

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つたない文章ですが祖父との同居についてです。

私は中学生で親は離婚し、
私の妹は母に、私は父と生活しています。

近頃、父方の祖母が肺ガンで亡くなってしまい、長男の夫婦が仕事で忙しいという理由で比較的自由のきく私の父親が祖父の介護をすることになりました。

祖父は1人では生活のことは何もできないくせにこだわりが強い人で、
家事や掃除、身の回りのことを祖母に全て任せっきりでした。

私は機能不全家庭で育ち、母はいわゆる毒親で離婚前は父は仕事で家に帰ってこない人でした。
少しわがままを言うと叩かれたりする幼少期を過ごしました。
今は離婚して、父も母も改心し、不器用だけど愛情を注いでくれています。

祖母の死で、介護と借家をするため祖父の家で同居することになり、潔癖気味の私はどうしても同居が嫌です!

親族に言うと、バチが当たるとか、わがままだとか言われます。

自分もその通りだとは思いますが、難聴でテレビの音を深夜までガンガンかけ、手も洗う習慣もない祖父がどうしても許せません!

だらしない祖父と同居し、後々父と私の体力も心もズタズタになりそうで怖くて仕方ないですし、
そういう祖父の姿を見ると怒りがふつふつとわいてきて父にキツく当たったりし
てしまいます。

父は私の生活しやすいようになんでもしてあげると言っていて、ありがたいと思っています。

借家をしないと家計がキツくなんとか同居したいと思っています。

でもイライラしてしまったり、汚い、嫌いだ、同じ家に居たくないという思いをコントロールできません。

気持ちを変えて受け入れるにはどう心構えをすれば、この気持ちから楽になれますか?

教えてください。
回答よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まず、現状を受け入れ、その後を考える

年を取ることは、とても大変なことで、周りの理解がないと辛い生活になってしまいます。おじいちゃんのできないことは、様々な助けをかりながら少しでもサポートしていくしかありません。耳が遠くなってしまったのなら、耳鼻科に連れて行ってあげるとか、補聴器、イヤホン、ヘッドホンなどを提案することも大切です。介護を必要としているなら、市役所や福祉センターなどに相談に行き、外部の方の手助けをかりると良いです。お父さんの負担も軽減され、結果としてあなたも過ごしやすくなるでしょう。
同居するにあたり、ある程度ルールを作ることも必要だと思います。みんなが気持ちよく過ごすためには大切なことです。

年を取るとできないことがどんどん増えてきて、手助けがどんどん必要になってきます。早めに外部の方と相談を進めていくことをお勧めします。
お父さんが窓口に行くことになるのでしょうが、それを促してあげる必要はあるでしょう。
我慢してイライラするより、今の現状を受け入れどうやったら快適になるかを考えていく方向にシフトしていきましょう。
手を洗わないおじいちゃんにはウエットティッシュを持たせておくとか、優しく、「トイレに行ったら手を洗ってね♡」伝えるとか、うまくおじいちゃんをあなたの仲間にしてしまうことを考えてもいいかもしれませんよ。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。

参考にして、家族に色々提案してみます。
ありがとうございました!

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ