供養の気持ち
先日こちらで質問させていただき、又ご回答いただきましてその際は本当にありがとうございました。度々になりますが、またご相談させて下さい。
母の同僚の方より、弟にお線香をあげさせてほしいと言われています。ありがたいのですが、私達家族はまだ心の整理もつかず、又その方は弟と直接面識のない方なのでお気持ちだけ頂戴します、とお断りしているのですが何回も言ってこられ中々理解していただけません。
昔から家族ぐるみでお付き合いのある別の同僚の方からも同じようにお話しして頂いたのですが、直接家に行ったら上げざるを得ないのだから、本人(母)にわざわざ言わないで、と返されたそうです。
弟の友人、葬儀に来られなかった身内の者には、事情を説明し四十九日の後で…お願いすると皆さん理解して下さいました。
先日、再度お線香をあげさせてほしい、母を励ましたい、と仰られたので、それなら食事の場を設けてもらった方が嬉しいとお願いした所、前出の別の同僚の方に母の休みの日に直接家に行こうと言われましたが、何とか食事会へと誘導してもらえました。その場で直接母にお線香すらあげさせてもらえへんのね!と言われたようです。お気持ちはありがたいのですが、お断りするのはそんなにも非常識なことでしょうか。
別用で自宅へたまたま来られた方がお線香をあげていただくのは構いません。歪んだ解釈かもしれませんが、何だか執着されているように思ってしまいます。
又、私の同僚は我が家の浄土真宗でのやり方を否定してきます。
例を挙げるなら、お坊さまがお線香や仏飯は遺された者に無理のない範囲でして下さい。気持ちが大事です、と仰られた事に対してそれは間違ってる、それでは供養にならない、手間かけないで成仏できるの?等です。以前も祖父の葬儀やお盆の質問に答えると、浄土真宗物知らずって昔の人は言うからな、と言われました。その方々の宗派は伏せますが、同じ地域の田舎の方です。お二人共悪意はないと思います。
家庭、地域、宗派で其々考え方や習慣が違うのは理解していますが、そんなに責められることでしょうか。私は恥ずかしながら疎いせいもあるかもしれませんが、違いはあれどもどの宗派も誤っているとは思いません。
今は出来るなら静かに悲しませてほしいです。
弟を思う皆が辛い気持ちですが、やはり両親は更に辛いと思います。そんな母に必要外の心の負担を負ってほしくないです
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの言われることは正しく間違ってはいないのですが、母様のご同僚も、亡くなられた方のためにはお線香をあげないといけない、という教えの元で生まれ育ったのでしょうから、仕方のないことだと思いますよ。
阿弥陀様はお線香をあげようとあげまいとお救いくださるのですから、その同僚の方にはお線香をあげて貰ってもいいかなと思いますよ。
弟さんも自分のことで母様とご同僚の方の仲が悪くなったら悲しまれるのではないでしょうか。あなたの正しさをそっと鞘に収めることも時には必要ですからね。
ただ、そのご同僚の方は少しご自身の信仰をあなた達に押し付け過ぎな感じなので、あまり宗義宗教の話題は避けた方が良さそうですね。
南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
お礼が大変遅くなり申し訳ありません。
弟の四十九日法要と一人暮らしをしていた部屋の片付けも終わり、今は色々な気持ちが少しずつ落ち着いてきている状態です。
ご相談しておりました件につきましても、母の同僚の方からも以後申し出がなくなりひと段落しました。
宗派によっての考え方の違いはあると思いますが、やはり各個人の気持ちが大事だと思うので
私も感情的になりすぎていたと今となっては反省しています。
弟の部屋を家族集まって掃除した日の夜、そのまま部屋で一泊したのですが初めて夢に弟が出てきました。
弟がいつもしていた困ったようなはにかんだような顔で、家族で集まりにこにこしていました。自分がの願いや想いが反映されているだけかもしれませんが、とても嬉しい夢でした。
また夢の中でもいいから会えたら嬉しいな、と思います。
ご回答くださいました柳原様、三宅様ありがとうございました。
またご相談に来るかもしれませんが、その時はまたおはなし聞いてください。