兄が亡くなってしまいました。
まだ心の整理がつかず、わかりやすく簡潔には説明できないかもしれませんが、よろしくお願いします。
両親よりも、先に亡くなってしまった兄について。
10年以上、仕事もしていなくて、
アルコール中毒の兄でした。
そんな兄を世間は冷たく見ていたとわかっていたし、私も両親もそう思っていました。
でも、いざ亡くなってしまった姿を見たときには、パニックになり、「死なないで!生き返って!」と思い、
支えてあげられなかった自分が情けなくなり、
どうしてもっと優しく接して、話せなかったのだろうとか、後悔ばかりの毎日です。
お酒を飲むと、一緒に暮らしてる家族には
暴言吐いたりたり、
夜中に騒いだりしてましたが、
兄が本当は優しい性格で、他人に迷惑を掛けない性格なのもわかっているし、
人の悪口は言わない人でした。
プレッシャーもあったのもわかるから…。
でも、これからはプレッシャーから解法させて、兄を迷わせたりせずに、送り出したいのですがどうしたら良いでしょうか?
葬儀は済ませており、来月納骨予定です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させていただきました。
この度はお兄様の先立ち心よりお悔やみ申し上げます。
また、生前中はお兄様もお酒にてご家族の方に暴言など吐くなどと、迷惑をかけたなという念をもって、次の来世へと向かわれたことと思います。
今から出来ることは、「もう、済んだことだから、安心して仏の国でゆっくり過ごして」と、お伝えしてあげてください。
どんな迷惑をかける人でも家族にとっては、とてつもない愛くるしさなる家族愛があります。血縁で結ばれたお兄様も浄土よりご家族様の平穏な日々を見守ってくれます。
出会えたことで、迷惑も心配もたくさんあったことと思いますが、とにかく今は「ありがとう、ありがとう、ありがとう」につきます。
ありがとうの五文字には感謝が集約されています。
納骨供養でもしっかりとお疲れ様。と、お声掛けをされてくださいませ。
人の悪口を言わないお兄様ご立派です。
お酒という魔のものによって、我を忘れがちな時間もあったことと思いますが、迷惑をたくさんかけて すまんかったと心の中で、懺悔をされておられると思います。
お兄さんの分まで、しっかり生きてあげることが、立派な供養に変わります。
合掌
拝読させて頂きました。お兄様がお亡くなりになられたこと心よりお察し申し上げます。
お兄様はこの世を生きていく中で沢山辛い思いをなさったのかもしれません。家族の皆さんや親しい方々にも言えない悲しい思い苦しい思いをなさっておられたのかもしれません。
そして人を傷つけてしまったことも多々あったことでしょう。そしてお兄様も人に傷つけられたこともあったことでしょう。生きていく中でのどうしてもそのように傷つけあい罪を犯してしまうことも沢山あるのです。
とはいえお兄様は皆さんとのご縁の中でご自分の人生を一生懸命に生き抜いて天寿を全うなさったことでしょう。
今お兄様は仏様に導かれて何の憂いもなく苦しみから救われて心穏やかになさっておられることでしょう。
お兄様とあなたやご家族の皆さん親しい方々とのご縁が切れるのではありません、これからもそのご縁は深まっていくのです。
お兄様はご先祖様方や親しい方々と共に心穏やかにこれからもずっとあなたやご家族の皆さんを見守っていて下さいます。
どうぞ合間合間にお兄様に手を合わせて真心込めてご供養なさって下さいね。
あなたやご家族の皆さんがこれからもお兄様とのご縁を大切になさりお健やかに共に生きていかれます様心からお兄様やご先祖様方にお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
ご丁寧に回答して頂きまして、
ありがとうございます。
兄には、
ありがとうと思う気持ちと、
親、弟、妹のことは心配しないで
自分のことを責めないで
全てのプレッシャーや、不安要素は捨てて、
真っ直ぐに道に迷わないでいってね。
と思う気持ちになってきました。
兄が迷わないように
気持ちを伝えつつ、
一日数回、お線香を焚いてあげたいと思います。