実家への帰省頻度
ここ数ヶ月ですが、毎週末に実家帰省しています。
土曜日の朝に行き、日曜日の夜に帰ってくる感じです。両親ともに年を重ね、持病を持っている為なるべく一緒に過ごしたいと考えて、毎週末帰省するようになりました。最初は土曜日だけでしたが、親より泊まったらと言われ以降、土曜日の朝に行き、日曜日の夜に帰るようになりました。
他の兄弟は家庭を持っているため実家に泊まることが出来ないので、兄弟からも私が毎週末(土曜日、日曜日)に帰省することで安心すると言われています。
両親は、私が毎週末(土曜日、日曜日)に実家にいることが当たり前の生活になっており、週末を楽しみにしています。
平日は早朝から夜遅くまで仕事ですし、毎週末実家で過ごしいるため、自宅の家事や趣味の時間、自分の時間(買い物、婚活等)がほとんどできません。
実家の帰省を土曜日のみにすることも考えていますが、親が悲しむと思うので言いだせません。
先日、日曜日の午後に用事があったので昼過ぎに実家を出たのですが、両親ともに寂しそうな表情だったのが残っています。
親孝行と考え、自分のことは我慢をして毎週末(土曜日、日曜日)の帰省を続けるのか、親不孝ですが帰省頻度を減らすか悩んでいます。
親不孝になる行為をするとバチがあたり親や家族、自分の身に何か起こるのではと怖いです。
また、このようなことを考えてしまうだけでも何か起こりそうで怖いです。
ご助言を頂けますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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親を大切にするとは?
質問読ませていただきました。
ご両親の事を考え、少しでも傍にいてあげたいと思えることはとても素敵なことです。
仏教でも、「親から受けた恩というのはとても大きいので、それを忘れてはいけない!」と説かれています。
では、親への恩の返し方というのは、具体的にどのような方法があるでしょうか?
マルケスさんのように、少しでも傍に一緒にいてあげるのも1つの方法でしょう。
もしくは、こまめに電話してご機嫌伺いをするということでもいいでしょう。
もしくは、自分が仕事で成功し、親に豊かな暮らしをさせてあげるのも良いかもしれません。
または、自分が結婚して幸せな姿を見せてあげるのもいいかもしれません。
または、孫の顔を見せてあげるというのもとても喜ばれるでしょう。
つまり、親への恩の返し方、すなわち親孝行の形というのは1つではありません。親の事を思い、その気持ちを形にして現すことが大切なのです。
そして、何より忘れてはいけないのは、親というのは子供の幸せを心から願っているということです。
もちろん、マルケスさんが実家に戻ってくる頻度が下がる事も悲しいでしょうが、マルケスさんが、親の傍にいることで自分を犠牲にしているという事実を知ったらそれとは比べものにならないくらい悲しむでしょう。
何か特別なことがない限り、年齢的に親は子より先に亡くなります。
人は死んだら終わりではなく、次の命を受けます。次の命をどのような形で受けるかというのは、臨終をどのような心持ちで迎えるかがとても大切になります。何か未練を残して亡くなるならば、それに引っ張られた場所にうまれ変わり、次の命で苦しまなければなりません。
もしマルケスさんが、親のために自分を犠牲にし過ぎたならば、親はそれを後悔してこの世に大きな未練を残してしまうでしょう。
ですので、本当に親孝行をと願うのであれば、親に心配かけないように自分の将来や身の振り方を考える事も大切なのです。
それに加えて、「自分はいつもお父さん、お母さんの事を忘れてないんだよ」と出来る限りで良いので形に現してあげて下さい。
また、親孝行について兄弟で話し合う事も大切ですよ!
上手にバランスをとって下さいね。
何か参考にしていただければ、ありがたく思います。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうござます。
親に心配かけないように自分の将来や身の振り方を考えていきたいと思います。
自分の幸せ=親の幸せともなるんですね。
心が軽くなりました。