いつも不満を感じてしまう
20代の社会人です。
平日の朝は仕事があり、毎朝起きるのがつらいです。
目覚まし時計を止めながら、布団の中で「もっと寝ていたい、起きたくない。今日が休みだったらいいのに」と思います。
ところが休日になり、ゴロゴロと昼まで寝ると今度は「時間を無駄にしてしまった」と後悔します。
どっちにしろ不満や罪悪感を感じてしまうのです。
仕事が忙しい時は、「大変だ。つらいな。ゆっくりしたいな」と感じ、暇な時は「やりがいがない、つまらない」と感じます。
なんだかいつも心の中が愚痴ばかりで、自分で自分が嫌になってしまいました。どうしたらいいでしょうか。
その日良かったことを振り返ってみたり、「ありがとう」と心の中で唱えたり、色々試しているのですが気分がよくなるのは一瞬だけです。すぐにネガティヴに戻ってしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
行き当たりばったりでもかけがえのない大切なひと時
拝読させて頂きました。
朝寝ていたいと思うのは私もそうですね、休みたいとも思いますよ、それは自然ですよ。
休みの時はゆっくり昼まで寝て心身ともに回復させることで善いと思います。
決して時間を無駄にしていることでもないと思います。
あなたの心の中であれもこれもほしい、そうしていたいと思う意識が強すぎて結果自分ができないと後悔してしまう意識があるのです。
それは自分の心にケチをつけてつまらなくしてしまっていることです。ですから後悔することが先行してしまっているのです。無理やりに自分を納得させることでもありません。
それよりも今このひと時ひと時を自分の中で大切になさって下さいね。
今与えられたこのひと時ひと時が誰の為でもなくあなたの為に与えられているのです。
そしてひと時ひと時生きていることを心から充実していって下さい。
いつの間にか後悔の念は消えて行きますからね。
以前私はサラリーマンの時よく昼までぼーっと寝ていて、それからテキトーに飯を食って、なんにも考えずにバイクに乗って行き当たりばったりで走っていって途中大雨にあって散々濡れそぼって風邪ひいたことをよく覚えています。それでもそのひと時は私にとってはかけがえのない思い出です。
あなたにも素敵なひと時ひと時を心から過ごして頂きたいと願っています。