やめたいのに、他人の不幸を願ってしまいます。
こんにちは
なつと申します。
以前の職場でパワハラというか、いじめのような指導を受けました。
そのことが忘れられず、パワハラをしてきた先輩の不幸を願ってしまいます。
その先輩からは仕事のミスや不手際にかこつけては人格を否定されたり、バカにされたりしました。
会社内ではいじめをする人として噂されており、この先輩のせいで辞めた人がけっこういたようでした。
私もこの先輩からのいじめが原因でもともとあった精神疾患が悪化し、働けなくなり会社を辞めました。
私は先輩のせいで病気が悪化し、職も失ったのに、先輩はのうのうと暮らしていると思うと腹が立ち、不幸になってほしいと願ってしまいます。
もういじめのことは忘れたいです。
どうしたら怒りを静められ、先輩に不幸になってほしいという気持ちをなくすことができるでしょうか。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今からは、自分の人生を生きましょう!
質問読ませていただきました。
たくさん酷い仕打ちをうけてこられたのですね、心中お察しいたします。
さて、「人を呪わば穴2つ」と言いますが、相手を憎む、恨む、怒る心というのは、自分の身を焼きます。
どういうことかと言いますと、相手への負の感情に支配されて、自分も負の感情に引きずられていきます。負の感情に満たされてしまうと、色々な物事や人間関係がそれに引っ張られていき、結局何もうまくいかなくなるのです。
それはなつさんも実感されておられるでしょう。
そして、人を傷つける人というのは、その性根が色んな言動に現れて必ず周りから人が離れていきます。
しかし、人の痛みを知った人は、人に優しく出来ます。そういう人の周りには、必ず人が集まります。
ですので、人の痛みを知ったなつさんが、その上司への負の感情を捨てることで、たくさんの幸せを手に入れることができ、たくさん素敵な人に囲まれる人生をおくることが出来ます。
仕事をやめたあとまでも、その上司への恨みを抱えてなつさんの人生を奪われ続けるのか、それともそんな人のことを吹っ切って、自分の人生をしっかりと自分の足で歩いて行くのか。
自分がどうしたいかをしっかりと見つめ直し、何度も何度も自分に言い聞かせて下さいね。
そして、相手への恨みを感じる間もないくらい、何かに熱中できるものを探すのもいいかもしれません。
なつさんが、その上司への負の感情を捨て、気持ちよく年始を過ごして素晴らしい一年になることを、心よりお祈り申し上げております。
質問者からのお礼
藤川誠海様
ご回答ありがとうございます。
そのとおりだなぁ、と納得いたしました。
過去のことは忘れるように意識して、楽しく生活していこうと思います。
温かいお言葉、本当にありがとうございます。
とても救われた気持ちです。