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結婚とは

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有り難し有り難し 41

結婚の必要性がよくわかりません。

名字を変えたくないし、出産したくないのであれば、指輪だけ作って同棲という形で事足りるのではとも思います。

親は私にあれだけ子を産め一族を絶やすなと言ってきたのに、一人っ子どうしだからお前が嫁ぐんだ(一族としては絶える)とか、結婚できなければ云々と言われてよく分からなくなってきました。

実家のお墓の面倒を見たり、相手のご両親と付き合うこと、すべて結婚しなければ許されないことなのでしょうか。

恋人とはこれからもずっと一緒にいたいし幸せでありたいと思いますが、結婚という言葉で括れるような感情ではなく
私には結婚が女の幸せだとか、結婚するのは当たり前とは思えないのです。

うまく言葉にできずすみません。
以前の質問も重ねてあまりに世間と考え方が違いすぎて、こんな考えの人間が生きてていいのかな、と最近思うようになってしまいました…


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

結婚に縛られなくても大丈夫です。

そこまでしっかりハッキリした価値観をお持ちなら
結婚制度は逆に足枷にしか過ぎないでしょう。
結婚は経済的なことや育児では得しますが
それ以外は縛りでしかありません。

周りはうるさく言ってくるでしょうし
差別されることもあるかも知れませんが
ゆうどくさんのような価値観は認められつつあると思います。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談など地道なグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。

正式に家族になる

少なくとも現時点の日本では、子供を産む場合には、安定した家庭がある方が良いと思います。
結婚というのは、自分のパートナーはこの人ですと正式に表明することです。
子供にとっては、父親と母親の関係がわかりやすい形になっていて、簡単には壊れない家庭である方が安心できます。
経済的にも心理的にも、安定した家庭がある方が、子供が安心できるのではないでしょうか。

また、たとえば、病気で入院するときなど、家族でないと認められない手続きがあります。
遺産相続なども、配偶者だから認められる相続権や、税金の控除もあります。
通常、配偶者は遺産の半分を、残り半分を子供が、相続する権利があります。
彼氏が突然死亡して遺産があっても、彼氏に子供がいない場合は、その遺産は彼氏の親や兄弟のものになってしまいます。結婚していない彼女が遺産相続するのは、簡単ではないと思います。
彼氏名義の家があったとしても、結婚していないただの同居人だったら、彼氏が突然亡くなったら家を出て行く必要があるでしょう。
「私はこの人の家族です」と法律上はっきりさせるためには、「結婚」という制度は便利なシステムです。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

お礼遅れて申し訳ありません。

願誉浄史 さま
わかりやすいご説明ありがとうございます。
現在のところ子供を産みたくないのですが、養子を迎える形をとるなら結婚は大事のようですね。

彼の遺産を貰うために結婚したい訳ではないし、かといって家に住む権利がなくなるのも困りますし
結婚以外にパートナーを証明できるものが欲しいなと思いますね。

和田隆恩 さま
ご回答ありがとうございます。
結婚制度に釈然としない価値観を持つ人が周りにいないので励みになりました。
同性どうしの結婚ですら消極的なこの国ですが
もっと縛りの少ない制度ができることを切に希望しております。

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