地球が壊れたら
子どもを産んでからホルモンバランスのせいか死ぬことが考えることが増え、老病死がとても怖くなりました。
最近ようやく落ち着いてきたとおもっていたのですが、終末時計や北朝鮮のニュースを見るたびに戦争や地球の滅亡が恐ろしくてたまらなくなります。
地球が滅亡することになればこどもの未来もなく、来世もなく、浄土も地獄もないのでないかと思うと生きている意味もわからなくなることさえあります。
今目の前にある子どもの笑顔を大切にするべきだと思っても青空の向こうからミサイルが降ってくるのでは、地震が起きてしまうのではと恐怖に囚われています。
心の待ち方を教えてください
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お釈迦様の「無記(答)」について・・・。
子供さんを出産なされたとのこと・・・まずはおめでとうございます♥。
妊娠・出産・育児などでは「〇〇ブルー」という言葉がある位です。誰でも多少は「ブルー(悲観的)」になるようです・・・。
お釈迦様は
①世界は常か無常か(宇宙は永遠か永遠でないか=時間的な疑問)
②世界は有辺か無辺か(宇宙は果てがあるかないか=空間的な疑問)
③如来は死後存するか存しないか(悟りを開いた人にとって、あの世・死後の世界があるかないか)
④個我と身体は同か異か(生命と肉体=心と身、は同じか別か)
という問いには「お答え」になりませんでした。
つまり、今の自分が生きていく上においては「無意味な疑問」「考えてもどうにもならない事」には無言=回答しなかったという事です。
あなたの心配は「明日の朝、太陽が西から上がるのではないか」と心配している様なものです・・・。
確かに、〈青空の向こうからミサイルが降ってくるのでは、地震が起きてしまうのではと恐怖に囚われています〉と思う事はあるかもしれません・・・。あなたはそれだけ子供さんを愛し・心配しているからでしょう・・・。
結論から言えば「取り越し苦労」だという事です。今日一日「子供が笑顔で過ごせるように」と頑張ってください。
ちなみに、一休さんのお言葉;「心配するな 大丈夫 何とかなる」・・・。この言葉を思い出しながら、子育てを楽しんで下さい・・・。合掌
子供のために、子供のそばにいるために、地球の滅亡まで考えてしまうことは、母親として当然のことだと思いますよ。
ただし、灯台下暗し、ということわざがあるように、危険というものは案外身近にあるものです。
ミサイルのことを心配するよりも、インフルエンザなどの病が感染しないように、小さなものを口に入れないように、暖房器具で火傷をしないように、ベランダから落下しないように、車にひかれないように、気をつけてくださいね。
地震については、テレビや食器棚や箪笥や本棚が倒れないようにしっかり固定しましょうね。
車の運転にも気をつけてくださいね。
お子さんが健やかに育ちますように。