ゆとり世代について。
会社の青年層では一番年上の旦那ですが、
短気な旦那は地雷がそこら中にあって年下の子が挨拶をしないことや、様々な無礼なことにイライラしてしまうのです。とくにマークしている人にはかなり距離を取ることでブチギレることを防いでいます。
年下のゆるーい、自由な行動に、イライラしないためにはどうしたら良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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相手が大きく羽ばたくために!
質問読ませていただきました。
いつの時代も年を取っていくに従って、「最近の若い者は・・・」と若者のゆるーい行動に頭を悩ませてきたようです。
あまり自分の考えに固執しすぎずに、新しい時代に柔軟に対応していけるといいですよね。
さて、会社で青年層で一番年上とのことですから、新入社員の教育係に当たることもあるんでしょうか。
教育論には人それぞれ考え方があるでしょうが、教育関係の仕事に携わってきた私としては「こうあればいいな」と思う形があります。
それは自分の思い込む型にはめず、良いとこを伸ばして大きな羽を身につけさせてあげて、自由に大空へ飛ばせてあげることです。
そうすることで、一人一人が素敵な道を見つけていけるでしょう。会社にとっても大きな戦力となり、それが大きな利益を生むかもしれません。また、自分の凝り固まった考えをほぐしてくれるよいきっかけになる場合もあるでしょう。
しかし、最低限の基本を教えてあげなければ、必ずどこかでつまづくでしょう。それが挨拶であり、最低限の礼儀です。
誰とも関わらずにたった独りのみで生きていくんだ!というなら、特に挨拶や礼儀というものは必要ないでしょう。しかし、人は多くの他人との関わりの中で生きていきます。ですのでどんなに実力があったとしても、挨拶や礼儀が全くないというのであれば、必ず人間関係でつまづきます。
ですので、相手が人生でつまづかずに大きく羽ばたくために、挨拶や礼儀というものを教えてあげるといいのではないでしょうか。
自分のイライラを解消するためにではなく、相手のことを思ってしっかり注意してあげて下さい。その気持ちがあれば、ご主人の言動に自然にあらわれ、きっと相手も意を汲み取ってくれますよ。
私も大学生の頃、4年ほど年下の初対面の子達が、サークルの新歓でいきなりため口を聞いてきたことがありました。
「何で初対面なのに、年上の人にため口なの?」と聞くと、「その方が早く仲良くなれると思ったから」とのことでした。
「それは違うよ、親しき仲にも礼儀ありだよ。最低限の礼儀を備えることで、初めて健全な人間関係を築いていけるんだよ」と言った記憶があります。
相手はどう受け取ったかは分かりませんが、何か心の奥にでも響いてくれていたらいいなと思っています。
何か少しでも参考にしてみて下さいね。