仮面の子育て?子供を心から愛せていない気がします
11才、9才、3才の子供がいます。
11才の子は、出産時に私の身体にトラブルが起き、障害を持って生まれました。重度です。
もともと、若い時から子供は好きではありません。1人目が健常に生まれていたら、2人目は考えなかったかも知れませんが、障害児だったため、健常児への執着が強くなった気がします。
下2人は元気に育っており、1人目の障害も受容し幸せにずっと暮らしてきました。
子育てをする中で、やはりどう頑張っても、子供より自分が好きだということを感じてしまいます。世間一般の親の感情とは、自分は違うと感じます。とにかく自分一人の時間が好きで、夫や子供を邪魔だと感じてしまうことが多いです。子供の頃から物思いにふけることが多い、少し変わった子だったかも知れません。今は子供に時間を取られるのが苦痛で、早く目の前から消えてほしい、とにかく私を一人にしてと思うこともしばしば。
もちろん夫は大事ですし、子供もかわいいと思います。でも、やはり自分が一番なのです。気が向けば子供に優しい言葉をかけたり、抱っこしたりします。しかしどこかで、そういった行動も心からしているのでなく、良い親を演じているような、義務感からしているような気持ちにとらわれてしまいます。つまり、頑張って子供を可愛がる、というような感情です。一方で、しつけは厳しい方だと思います。勉強が出来ることが私の中では最優先。いわゆる良い子を求めてしまい、自分の思うようにならないと頭にきて、暴言を吐きます。良い子じゃなければいらないとさえ、思ってしまうのです。
でもこれって、結局は子供を通して自分の評価を上げたいだけだと気がつきました。世間から認められることが私の中では最も大切で、だから長女の障害もなかなか受容できなかったのだと。
長女はだんだん重くなり、思春期も近づき体調も変化して、心配なことも増え、正直疲れています。もうどうでもいい、施設に入ってくれたら楽なのにと考えてしまうことも。。解放されたいと思ってしまうのです。
下の子供たちの笑い声さえストレスになり、うるさい、本当に一人になりたい、誰にも私の時間を邪魔されたくないと願ってしまいます。
子供嫌いだったのに、なぜ3人も生んでしまったのか?健常児が欲しかっただけなのかもと。
今後の子育てに希望が持てません。気持ちをどう持っていけばよいでしょうか?
怒り、支配欲、周りに認められたい気持ちが強い
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分が一番可愛いのは当たり前
人間は皆、自分が一番可愛いのです。
それは否定しなくて良いと思います。
しかし、社会人になり、親になり、立場上自分を後回しにしなくてはならない場合が多くあります。
それは現実です。
赤ちゃんが泣くのが苦痛だから、おっぱいを飲ませる。
それで良いのです。
こっちの苦痛が大きくなれば、こっちの苦痛をケアする。
別の苦痛が大きくなれば、別の苦痛をケアすり。
瞬間瞬間ごとに優勢順位は変わります。
自分を優先して良いときは自分を優先しても良いのです。
ただし、上手くやる必要があります。
休憩したい場合は、休憩できる準備を整える必要があります。
あとは、時間を細かく認識する、秒単位で認識することが、休憩時間を増やすコツです。
お子さんの相手をしているときに、好きな歌を口ずさめば、それはカラオケタイムになります。
たった数秒歌うだけでも心の休憩になります。
逆に、たった数秒でも怒ればストレスタイムになります。
お子さんと冗談を言って笑えるようにしましょう。
お子さんを褒めて褒めて褒めまくりましょう。
家族との日々を楽しく過ごすことを重視しましょう。
勉強しろとかどうとか叱るのは、まぁ、適当で良いのです。
それより、お子さんと楽しく過ごす方が良いと思います。
私は保育園児のわが子から、「バカ、ハゲ(坊主頭なので)、忘れものをする、デブ、おっさん、不細工」と罵られますよ。
しかし、子供も私も、そのとき笑顔で楽しんでいるのです。
子供に怒るとき、めっちゃ怒るふりをして、「もうこうなったら、お仕置きよ」と怖い顔で前ふりしてから、投げキッス攻撃をしてみてください。
投げキッスに見立てたあなたの手を、蝶々が舞うように「ふんわ、ふんわ」と子供に近づけ、子供の顔に当たったら「ぶちゃっ!」と弾けさせるゼスチャーをしたり、こちょこちょ攻撃をしたりしましょう。
子供を可愛いがるテクニック、技を増やしましょう。
自分が一番可愛いくてもよいのです。
それでも、ちゃんと子供を可愛いがるテクニックを磨く、プロの親でいてください。