伝える勇気
いつもお世話になっております。
私は今の会社に就職して約5年になります。
ですが給料があまりもらえず休みも少ない上、昇給もないので将来が見えず、ずっと前から転職を考えていました。
ですが自分に甘えてばかりで、今まで全く行動せず先延ばしを繰り返して5年が経ってしまいました。
そこで溜まった有給期間を利用していい加減に就職活動をしようと思い、退職するという旨を上司に伝えようと思うのですが、情けないことに伝える勇気が出ません。
会社は今人手不足なのでここで私が辞めると酷く周りの人に攻められるのではないか、仕事が決まらなかったらどうしよう、次の職場でうまくやっていけるのかなどと考えてしまいます。
自分を変えられるチャンスは今しかないのにどうしても一歩踏み出せずにいます。
もう先延ばしにはしたくありません。
保身ばかりを考えるこんな情けない自分と決別するためにも、厳しい言葉でも有難く受け入れますのでアドバイスをどうかよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
善は急げ
拝読させていただきました。
タイトルのら「善は急げ」とはお釈迦様のお言葉であり、普段耳にもされるお言葉とも存じます。
思ったときに動けず、周囲のことを感じ、五年が経過した今、また心底から転職されたいと願う心が発動されたんですね。
勇気ですね。まさに。
私たちに定命といういわゆる寿命があります。
若いときは何なりと繰り返しながら、転々としても新たなスタートラインを切ることが、できますが現実は中々そうもいかない時代に突入していますね。定命があるということは今は今しかないのです。明日は勝手にやっも来ますが気持ちが昨日のまま明日を迎えたくないですよね。
今しかない。今しかない。今しかない。
嫌われても、罵声を浴びさせられても、次に行きたいという気持ちが勝れば、他人の声(噂)も小さなものと捉えれるように心が準備してくれます。
もうすでに次にされたい職は大半決まっているのでしょうか?
イメージを湧かせ、今の現場同様に同じ環境を作らないために、次はどうするべきかをしっかり信念を持たれ、次へ挑んでください。
「腹をくくれば、迷いは消える」
合掌
質問者からのお礼
昨日無事に退職を上司に伝えることが出来ました。
法源様から頂いた御言葉一つひとつが胸に刺さり大きな励みとなり、新しい一歩を踏み出すことが出来ました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これから面接や次の職場での人間関係など、更に大きな困難や沢山の不安が待っていますが、挫けそうになった時は法源様に頂いた言葉を胸になんとか乗り越えていきたいと思います。
本当にありがとうございました。