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坊主の悪行について

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最近ニュースで悪い坊主が逮捕されていますが、hasunohaのお坊さんはどう思われていますか?


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

公務員や著名人と同じように、

聖職者の犯罪は大きく扱われます。
いわゆる正しいことを求められる職種ですから、
犯罪をすることとのギャップが大きいのです。
注目度も高くなるので、
それだけ大きく扱われるのでしょう。

信用して近づいて被害を受けた方には申し訳ないし、
お坊さんのそうなんだと思われるのも悔しいし…。
私もそういう犯罪を犯す可能性はあるから、
一方的に犯人を罵れませんが…。

ただ、
そういうイメージを払拭すべく、
周りの期待に応えていくよう頑張るのが、
私がすべきことだろうと思っています。

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おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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残念なこと、ではすまされないです

 最近そのようなことが多く、嘆かわしいことだと思います。僧侶は僧侶ですから、やはり「僧侶も人間だから」という逃げはダメだと思います。僧侶はあくまで自分が修行している身だと常に思わないと、そのようなことになってしまいます。
 とはいえ、注意ミスで人を跳ねてしまったり、ということは起こり得ることです。もしも過ちを犯したならば、誠心誠意きちんと謝る、それはどんな人でも同じですが、
僧侶は、「僧侶の私がしてしまった」という懺悔の気持ちを厳しく持たないと僧侶足り得ないと思います。
 昨今はそんなレベルではなく凶悪な犯罪に手を染めた方もありますね。僧侶になるべきではなかったし、おそらく安易に物事を考えたのかもしれません。
 いずれにしても、僧侶不信があって当然です。悲しい事実ですが。
 

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おきもち

九州に住んでいます。 長い間、教育職をしていましたが、発心して浄土宗の僧...
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持戒の精神

仏教は山で修行していた時代がありました。今も寺に山号がついているのはその名残です。
法然上人は比叡山で修行に励んでいましたが、里に下り市井の人に教えを説き始めました。
京都の今知恩院になっている場所に吉水の草庵という住処を持ちそこから教えを説き始めました。しかし持戒堅固で清僧であったそうです。僧侶として、そのように生きたいとは思いますが、明治5年に「僧侶の肉食妻帯勝手たるべし。」という太政官布告が出て、僧侶も俗人も
同じようになってしまいました。今は在家出身の僧侶の方のことを在家在家と下に見る傾向がありますが、昔は寺生まれの僧侶は羅睺(らご)と呼ばれ下に見られていたそうです。おの釈迦様の実子ラーフラの音写語の略から来ています。市井で生きている以上法律は守らなくてはなりません。法律がない時代は戒律が法律のような役目を果たしていたのでしょうが、今の僧侶は宗派から僧籍剥奪されるのも破戒をしたからではなく、法律を犯したからです。半僧半俗で生きているのが今の僧侶ではないでしょうか?ただ基本的なことは俗人がしてはいけないことは僧侶もしてはいけないということ。より高い倫理性が求められるということです。現実僧侶にもいろんな僧侶がいますから、それはよいのですが、犯罪だけはいけません。人として生きていく以上それは大切なことだと思います。僧侶であっても俗人であってもその差は狭まってきているのが現実ではないでしょうか?凡夫(煩悩に囚われて迷いから抜け出せない衆生)で我々はあるのです。僧侶にしても俗人にしても。阿弥陀様から見て僧侶も俗人も同じことです。絶対平等です。だから俗人にも罪人になるひとがいるように、僧侶だからと言って罪人にならない保証はない。そういう人でも救われるというのがわたしの信じていることです。罪を犯してしまったら懺悔滅罪を祈るしかないですね。師僧が保護司と教戒師をしているからそのように考えるのかもしれませんね。追記 坊主と坊さんと使い分けているようですが、坊主と言われるとあまりいい気分はしません。

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おきもち

浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)...
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末法(まっぽう)の時代か

お釈迦様が亡くなって2500年以上経ちました。
仏教が衰退している「末法」の時代かもしれません。
仏様が亡くなって年月が経ちすぎたこの地球上では、人間全体のレベルが下がっているのです。
お坊さんにも悪い人がいますが、お坊さん以外の人にも悪い人がいるので、仕方ないのです。
怒りは煩悩です。
悪いお坊さんを見て怒るとき、反省すべきは自分自身の怒りの煩悩であり、他人(悪いお坊さん)に対しては、「ま、坊主といっても色んな人がいるよね」くらいに考えたら良いのかなと思います。
とは言っても怒ってしまう。
これも末法の凡夫(ぼんぶ)(悟っていない愚か者)ゆえでしょうか。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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「お坊さん・僧侶全般」問答一覧

前住について

こんにちは 「問答」に同様な内容があり、相談していいか悩みました。 たまたま恋愛した方がお寺の長男で2年前に帰省し彼が住職となり私が坊守となりました。私は在家で両親は生前は全くお寺との付き合いをしていなかったので私もお寺の知識はありませんでした。 彼の両親は最初は私との結婚に否定的でしたが、息子が後継ぎとなることで止む無く許してくれたようです。(最初は彼は後継ぎを拒んでいました。) 結婚前に坊守の仕事を全く教えてもらわなかったので、仕事内容を覚えるのに必死な毎日でしたが、前住・前坊守の私への当りがきつく毎日辛いです。 一番辛いのは私の亡くなった両親のことを悪く言われることです。両親が亡くなったとき、嫁ぎ先の宗派(浄土真宗)とは違うお寺(浄土宗)でお葬式・法事をしましたがその事についてひどく非難されます。細かいことを申し上げればきりがないのですが 「だからお前の親はろくな死に方をしなかったんじゃ」と言われ とても悲しかったです。そのことを夫に伝えましたが、そんなこと 聞き流しておけばいいと相手にされませんでした。(もともと、夫と義父は仲が悪いです) 他にも私の態度や色々なことについて罵声を浴びせられ我慢しますが、その度に「ろくな死に方をしなかった」の言葉が思い出され涙が止まりません。 この先も罵声は無くならないと思いますが、その際、私の心をどのように整理していけばよろしいでしょうか。

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導師様の態度について

いくつもの質問にお答えしていただきありがとうございます。また、あけましておめでとうございます。今年もまた質問でご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願い致します。 さて、今回は今までの質問とは違います。先日父方の祖母が亡くなってしまい、家族葬ではありますが出席させて頂きました。 葬式自体は業者の方々が丁寧にしてくださったので、良い別れができたのではないかと思います。 しかし、1つ心残りがあります。それは、お経を唱えてくださった導師様の態度です。通夜、告別式ともに同じ方が来てくださったのですが、どちらの時も読経中に草履で遊んだりマスクの中を掻いたり…また若干眠たそうに読経していました。 葬式のランクは低い方で設定しましたし、家族葬で出席した人数は少ないので、気の抜けるのはあるかもしれません。しかし、そのお経は意味のあるものだったのか、祖母はちゃんと仏様?になることが出来たのか(祖母が浄土真宗だったので)気になります。 父や叔母さんなどは特に何も言わなかったのですが、今回の導師様の読経中の態度は問題なかったのか、また問題あるとすればどうすれば祖母は大丈夫なのかお答えください。 長くなりましたが、どうかお願いします。

有り難し有り難し 27
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お寺=〇ちゃんねる?

 いつもお世話になっております。最近、思うことがあります。 失礼を承知で単刀直入に申し上げますと、 「お寺の客層(とくに常連)、やべえ」 まるで、「〇ちゃんねる」のようです。まともな人もいますが、 やばい人の方が多いです。  自分より弱そうな信者を探して友だちになる振りをして近づき、 支配下に置いたり利用したり、いじめの標的にするソシオパス サイコパス野郎。  他宗派をバチボコに叩き散らかし、「俺たちこそ特別、俺たち こそルールだ」と言わんばかりの薄っぺらな、説法というのも 噴飯な講釈を垂らす僧侶。  神秘主義に傾倒して、(本来、現実ととことん向き合い、 しんどい事が起きても、物事が成立する条件、環境を 炙り出して現実的に解決していくと説いているはずの)仏教を 捻じ曲げ、拝んでさえいればいいと思い込んで、現実的な 行動を起こそうとしない怠け者。  たたりや呪いのせいにして、努力しようとしない奴。  これでは、ますます仏教が誤解されるばかりです。新興宗教 と大して変わらないじゃん。  他の信者(時にお坊さん)に対してマウンティング、 時代遅れな神秘主義の信奉…  精進努力を誓うはずの道場で正反対の行動に勤しみ、 人格が破綻、結果、現場に蔓延しているのは、妄信、魔境、無明…  ちゃんとしたお寺さんもあるのでしょうが、私が行ったお寺の 数々は、冷静に振り返ってみると、全てこんな感じです。親鸞 さんの気持ちが、痛いほどわかります。  たまにちゃんとした人もいるけれど、基本多いのは、人格が ぶっ壊れたやべー奴。「〇ちゃんねる」かよ。先日など、 「生活保護費が下がるそうね。いいじゃない。みんなの税金で 食べてるんだから、働けるなら働いてもらわないと」 などと平然と抜かした奴がいて、さっきまで相槌を打っていた 信者さんたちが、静まり返るという事態も発生しました。 (ちなみに、障害年金がもらえず、生保を受給して就労準備を している人もいる。こんな発言をする奴が仏教徒だなんて)  最近は、山門や鳥居を潜るのが恥ずかしいくらいです。こんな 奴らと同類かと。  先生方のご高見を拝聴したく存じます。よろしくお願いいたします。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ