お寺を辞めなくてはならなくなった、今後の身の振り方
おぼうさんにはなったものの
https://hasunoha.jp/questions/28997
もご覧いただくと前の話が分かるかと思います。
昨日師僧であり、実家の寺の住職であり、本山の貫主でもある偉大な坊さんである父と腹を割って話をしました。
父は73歳になりますがもう白内障で他にも体にガタが来ていて、なんとか二つの大寺を兼務している状態です。他にも保護司の仕事も抱えていて本当にかわいそうなくらい忙しそうです。
本当は父が2003年に本山の貫主になった時に、私は実家の寺を継ぐべきだったのですが、そのころ心の病に倒れまして入院、以後現在まで17回の入院を繰り返してしまいました。
ここ最近は安定してきていて、入院には至っていませんが、薬で心の波を調整したとしても、それでも波はあって頓服が4種類あるのですがそれで操ったとしてもそれでも波があります。
私の病気は一つ一つは軽いのですが複合して重い障害になっている感じです。統合失調症・双極性障害・ADHD・ASD・不眠症・依存症など心の病気のデパートです。それを薬を飲んだり、仏教を学び実践したりして、直しています。
昔のお坊さん仲間もたくさんいますが、本当に信頼できる人とだけ連絡を取り合っています。それで、父が体力的な限界から寺を辞めると言っています。そうすると、いまだ休職扱いで寺からお給金と米他をもらっていますが、(他に障害年金も)その暮らしは維持できなくなります。
父との残された時間で何ができるのでしょうか?また今後私はどう生きていけばいいのでしょうか?所属寺院なしでお坊さんになることはできるのでしょうか?私は元時宗の寺に生まれましたので掛堂して時宗宗学林で学び直したい気持ちもあるのですがどうでしょうか?浄土宗ではかなり修行して更にお坊さんになってからも研鑽を積んできましたが、それがこんなことになって残念です。
佛教大学の通信教育学部でまなぶとか、西山短期大学で学ぶとか、浄土真宗本願寺派の中央仏教学院で学ぶとか時宗宗学林で学ぶとか仏教の勉強は続けたいです。そのためには経済的に安定していなければ無理です。
もう自己破産して生活保護を受けるしかないのでしょうか?自己破産するような借金の額ではないのですが、まず月66000円では暮らしていけません。今後、食べていくためにはどうしたらいいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お檀家様のためにより適した僧侶にお寺を継いでもらうのが本来の姿だと思います。
その上で、あなたがお寺のために、お檀家様のためにできることがあるなら、お寺を継いだ僧侶の下で仕事をしてはどうでしょうか。
また、学校に行かなくても勉強はできます。
お寺にはたくさんの本があるでしょうし、図書館で借りてきてもいいでしょう。本を読んで勉強して、分からないことは父や友人に聞いたらいいのですよ。
障害年金が貰えるなら貰いましょうね。
今後の生活やお金のことは父と落ち着いて相談するのですよ。何事も何か道があるものですからね。
ところで日常勤行はちゃんと続けていますか?
たまには父と一緒にお勤めくださいね。
南無阿弥陀仏
まずは荷を降ろしてゆっくり休んでくださいね
拝読させて頂きました。あなたのお辛い状況やお父様のことやお寺のことを読ませて頂きました。
何事も一気に解決するわけにはいかないかと思います。あわてずに一度立ち止まってみて考えてみましょう。
お父様やお母様やご家族の皆さんも一度思い荷物を降ろしてみて、それから今までたまった疲れをほぐして下さいね。
そしてお互いがお互いを尊重していたわり合うことが何より大事なことかと思います。お互いそれぞれがかけがえのない存在であることに変わりはありません。
今までの沢山の苦労も含めていたわりながらゆっくりお向き合いなさって下さいね。
人生は長い道のりですからあわてずにあなたの生き方やお父様の生き方やお母様の生き方を見直してみてそれぞれに心ゆたかに生きられる道をじっくりと探してみて下さいね。
必ず道は開けます。
あなたは仏様や沢山の先人の方々やご先祖様にいつも守られているのです
再度拝読させて頂きました。
そうですか…あなた自身の人生ですからね、それぞれに与えられた生命や出会いや志すところがあると思います。あなたにはこれからも沢山の出会いがあるでしょうし、道があるでしょう。
あなたの思う道をあわてないでじっくりと歩んで頂きたいと切に願います。
いつかまた共に精進させて頂くご縁もあるでしょうからね。その時はどうぞよろしくお願い申し上げます。
いつ如何なる時でも阿弥陀様も法然上人も一向上人もあなたをお見守りなさっていて下さるでしょうからね。
いつかまたお父様やお母様とも再会なさり倶会一処となりますからね。
あなたやお父様やお母様がこれから心安らかに生き抜いていかれますようにと切にお祈り申し上げます。
至心合掌 南無阿弥陀仏
おそらくいつか必ずあなたの存在やお力によって救われる方々がいらっしゃると思います。どうぞこれからも前向きな姿勢で適度に頑張って下さいね。
質問者からのお礼
三宅師
的確なアドバイスありがとうございます。先のことはわかりませんが、新住職の元で役僧として尽くすことが自分の使命だと決意いたしました。父は反対ですが、反対を押し切ってでも、やりたいと思います。本当は長文書いたのですが投稿できなかったので結論だけ申します。
南無阿弥陀仏
一向寺様
本当は同じく長文書いたのですが、投稿できなかったので、端的に。
父の生き方母の生き方私の生き方三者三様に別れる時が来たようです。
今生の別れは一生の別れではありませんから、あまり悲しくはないのですが、
寂しくはあります。残り少ないいのちを大切に生きたいと思います。
お釈迦様から高祖善導大師そして元祖法然上人そして開山上人を通しての血脈と私の先祖を大事に思い、倶会一処を願って筆を置きます。ありがとうございました。
南無阿弥陀仏
今日病院のデイケアで相談し、診察日だったので主治医にも伝えました。その決意を忘れるんじゃありませんよと言われました。またそのために今何をするか決まりました。3つのことやれば大丈夫とデイケアスタッフも主治医も言ってくれました。病院のデイケアに毎日通って生活リズムを整える。ヘルパーさんを入れて単身生活を整える。薬を調節しながら心を整える。の3点です。これを1年間続けて次の段階に進めるのではないかとのことでした。坊さんとしてちゃんと収入を得て生活したいとの強い思いがあればきっと道は開けるから大丈夫、こちらも全力でサポートするからと言ってくれました。そうですね。三宅師の言われるとおり今後のことは師僧である父や法類である叔父や周りの組寺のお坊さんやいろいろな人の意見を聴きながら決めていきたいと思います。
アドバイスありがとうございました。
一向寺様
温かい言葉ありがとうございます。父と母と私は今生では別れることになるでしょうが、後生ではきっと倶会一処となるでしょう。寺を完全に出た後、それぞれの道を歩み、別々の墓に納まることになるでしょう。父は自坊と本山に母は出身の寺のそばにそして私はどこかのお墓に納まることになるでしょう。父の葬式も壮大なものになりそうですが密葬だけ私が出して、表葬は祖母の葬式がそうだったように大本山導師で新住職が出すことになるのでしょう。本当は父が祖母を送ったように遺弟として、私が出すべきですが、その経済力は今の私にはありませんから。(祖母の葬儀には700万かかった。すべて寺からではなく家から出した。)父の密葬のお金も貯めなくてはならないしいろいろあっていばらの道ですが、お言葉通り焦らず着実に毎日をきちんと過ごしたいと思います。頑張りすぎないように頑張ります。ありがとうございました。