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家と外での性格の違い

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高校生くらいからでしょうか。もしかしたらそれよりももっと前からかもしれません。
家族の前で何も考えず屈託のない笑顔を見せることができなくなりました。
思い当たる理由としては、今まで絶対的だと思っていた家族(家族の言うことは全て正しい)に不信感を抱いたから。

家族構成は、両親、母方の祖母です。
家族に相談したいとも思わないし、今日あった出来事を話したいとも思いません。しかし特に祖母が私のそういう性格が気に入らないらしく、文句を言ってきます。だからといって私もヘラっと笑ってごめんなさいということもできないのです。そう言えればまた違うのでしょうけれど。

自分で言うのもなんですが、外ではニコニコして人当たりも良く、とても評判が良いです。外向きの性格を作っているというわけではないです。あくまで自然に振舞っているはずなのですが、知らず知らずのうちにストレスを溜めているのでしょうか、家では愛想を振りまきたいと思えません。

ずっとその性格を否定されてきました。変えようと思ったこともあります。でも変わりません。それどころか、そういう性格にしたのは家庭にも問題があるのでは?と思うようになりました。これは責任転嫁なのでしょうかね。

私の家庭は、祖母の言うことが絶対で、逆らおうものならヒステリックになって怒ります。それが嫌なのであまり反抗せずに今まで来ました。現在24歳です。そこも悪かったなと思います。反抗期がなかった。というよりは反抗させてもらえなかったと言った方が正しいように思えますが。

長くなってしまいましたが、つまるところ私の悩みは「自分のこの二面性のある性格を変えるべきか」ということです。
家の中でも愛想を振りまくべきか?
私の性格は頑固で、自分の信念は曲げたくないので本当はそれをしたくないです。しかし、自分に全く非が無いとは言えません。性格を作るのはあくまで自分ですから。
第三者からの意見をお聞きしたくてご相談しました。ここまでお読よみいただきありがとうございました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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怒りはストレスの原因になる

無理に愛想をふりまく必要はないと思います。
家と外で振るまいが変わるのも、べつに悪くないと思います。
ただ、怒りは悩み苦しみストレスにつながります。
表面上愛想をふりまくかどうかは重要ではないのです。
心の中で怒りない方が善いのです。
「善い」とは、悩み苦しみの要因が少ないという意味です。

家族に対しても、他人に対しても、慈悲の心を育てて怒り憎しみを減らした方が、自分と他人の平和につながります。

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