どうすれば嘘をつくことをやめられますか
よく嘘をつきます。
侮られたくないとか、自分の醜い部分を知られたくないとか、失敗を隠そうとして嘘をつきます。
嘘をついて誤魔化しても後で困るということはわかっていますが、怒られたり、落胆されるのが恐ろしくて、反射的に嘘をついてしまいます。
どうすればいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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見栄を張らないこと。自分を取り繕わないこと。
会社の出勤時刻に遅れた時、遅れた言い訳として「架線事故のため、電車が止まってしまい・・・」「踏切事故で・・」・・なんて、遅刻が不可抗力であったように弁明する。多かれ少なかれ、日々の生活の中で多くの人が嘘をついてしまtっています。
仏教の戒律に、不妄語戒があります。「偽りの言葉を語らない。」「嘘をついてはならない。」という戒です。ただし、これは禁止とか命令ではありません。嘘を語らないように、自分を習慣づけていくという目標です。嘘をつかなくて済むような生活を送ることです。嘘がつかないで日々生活していける人間に自分を変えていくことです。
仏教の根本的な教えの一つに八正道があります。その三番目に正語があります。「正しい言葉を発しなさい。」という教えです。具体的には、具体的には、不妄語(嘘をつかない)、不綺語(中身の無いことを言わない)、不悪口(乱暴な言葉を発さない)、不両舌(人を仲たがいさせるようなことを言まない)の四つのことが説かれています。これだけではちょっと具体性を欠きますね。私なりに解釈していているのは、「自分の欲得のために発する言葉は正語ではない。他者の幸せを願い他者のことを思いやる気持ちから、正語は発せられる」ということです。人間誰しも、自分が大事であり、じぶんがかわいいものです。でも、他者を思いやる気持ちがあってこそ、嘘をつかず「正語」を発することが出来ると思います。
嘘をつく原因は、自分自身に有ります。「見栄を張ろうとする」「自分を取り繕うとする」「恥をかくことを恐れる」からです。ならば、失敗して恥をかくことを覚悟することです。そして、同じ失敗を繰り返さないよう、自分を律し自分を強くしていくことです。
現実には、自分の自覚だけではなかなか実行できない場合も多いですね。だからこそ、人は神仏に自分を変えていくことを誓願し、自分を変えていくための修行をするのです。修行したから直ちに自己変革できることは保証できませんが、少しずつでも効果はあると思います。自分の現状に留まらない気持ちを大事にして、まずは祈りと行を始めてみては如何でしょうか?
私も嘘をついたことがあります。
誰でも嘘をついて後で後悔するのです。
でも、嘘をつかずに、本当の自分を知ってもらうことが信用を得るためには必要だと思います。
人と仲良くなる為には正直であることが必要だと思います。
今から嘘をつかないように努力してみましょうね。
まあ、たまには相手のために嘘をつくこともあるかもしれないですが、自分にできる範囲で努力してみましょうね。
他人の評価は気にしないでくださいね。
真実は言葉だけとは限らない
嘘をつくのをやめてどうするか、正直にものを言うのがベストなように思えますが、あえて黙す(沈黙する、ウーンですます)というのも人によってはアリです。そのほうが賢く見えることも多いですヨ。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
皆さまの回答を読ませていただき、具体的にどうするべきなのかがぼんやりとですが見えてきたような気がします。
上っ面だけでも良い人間であるべきでそれのためなら嘘も厭わないというのは結局誰のためにもならないということを今更ですが実感しました。
この癖を直せるよう、嘘をつかないこと、嘘をついても意味がないことを意識して生活することから始めようと思います。
すぐには難しいかもしれませんが、嘘をつきそうなときには一回黙して、踏みとどまれるくらいを目標に頑張ってみます。
私の質問に答えてくださって、ありがとうございました。