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ガマンするべき?

回答数回答 2
有り難し有り難し 29

自分の思い通りにならないとキレて暴力、暴言を吐く夫、このまま結婚生活を送るべきでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分を殺してまでも我慢すべきということはないです

ご相談拝読しました。

最終的にはあなた自身のご判断です。

でも、もし今自分では判断できないほどに追い詰められていて、あるいは、自責の念にかられて決断できないのでいるのであれば、そんな自分を許してあげて欲しいと思います。私のその背中を押させていただきます。

暴力・暴言があるのであれば結婚生活は難しいと思います。

相談窓口を頼っても改善が見られない、改善しようがしまいがもう一緒にいることは限界というのであれば、何が何でも添い遂げなければいけないなんてことはありません。

「〇〇すべき」
「〇〇でなければならない」

というのは人間の頭で考えた観念です。仏教はあらゆる観念を破っていく教えです。それは「何でもあり」とか「思うままに」というのではありません。自らを縛る観念に気づくからこそ、その自分がこの現実をどう生きていったらよいのか深く考えていける智慧と勇気をもらえる教えです。

これからもいつでも何でも相談してください。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

幸せですか?

結婚するときは、お互いに相手を幸せにする(ように努める)と誓いあったのではないでしょうか?
旦那さんにはあなたを幸せにする気がないのなら、結婚している価値はないと思います。
DV夫婦は、相手を飴と鞭で支配し、依存させます。
飴と鞭の魔術から脱するためには、理性的な判断が必要です。
他人を殴ったら即逮捕の犯罪者です。
今の世の中、夫婦間でも暴力は犯罪だと思います。
犯罪者から離れましょう。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ