私の資格取得についてわかってほしい
こんにちは。初めて質問いたします。
私は、派遣の仕事をしながら、独学で語学の資格取得をしています。卒業した学校の専攻は資格取得の内容とは別です。専攻内容に近い仕事を、転職しながらも続けてきましたが、行き詰まりを感じ、以前好きだった語学の資格取得に励んで、新しい仕事に就きたいと考えています。
先日、夫から「あなたは語学の資格取得に励んでいるが、『就きたい職業があるからそのために資格を取る』というのが普通ではないか。『どういう職業に就きたい』という話は私から聞いたことがない。いったい何がしたいのかよくわからない。」
と言われ、本当にショックでした。資格はだんだん取得できてきています。夫も私がその語学の仕事に将来就きたいことを理解してくれていると思っていましたが、違ったようです。
その語学は趣味としても、辛い派遣の仕事の息抜きとしても大切なので、応援してもらっていなかったのかと思うととてもショックです。ストレスを感じ、勉強量がここ2か月ほどぐっと減りました。だんだん気持ちが回復してきましたが、どのように自分の気持ちを保ちながら毎日を過ごしたらよいでしょうか。
(ちなみに夫は、家でも仕事関係の事柄を勉強しています。趣味≒仕事のような状況で、彼の家の中の持ち物はだいたいその仕事関係のものです。)
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
夢を叶えることで、自分も周りも変化していきますよ!
質問読ませていただきました。
さて、人の考え方はそれぞれです。
みなみさんのように、「好きなことを活かして仕事にしたい」と思う人もいるでしょう。
ご主人のように、「趣味≒仕事」の方もいらっしゃるでしょう。
もしくは、仕事と好きなこと(趣味)はしっかり分けたいと思ってる人もいるでしょう。
このように、仕事に関する考え方は色々ありますので、それを分かってもらうことは難しいかもしれません。
しかし質問を伺うに「辛い派遣の仕事の息抜きとして」の語学習得にまで反対されているのでしょうか?純粋にみなみさんが「息抜きのために」ということでしたら、ご主人は理解を示されていたように思われます。
ただ、そこに「できればそれを活かした仕事に」という要素が加わるから、ご主人は「自分の考え方からは理解できない」とおっしゃっているのではないでしょうか。
ですのでショックを受ける気持ちはわかりますが、「ご主人が自分を理解してくれない」とか、「自分の事を大切に思っていない」とか、そういう部分にまで思考が及んでしまうのは先走り過ぎではないでしょうか。
きっちりと分けて考えてみて下さい。
「ご主人はみなみさんのことを大切にしてる。息抜きとしては理解してくれるだろう。」
「資格を取ってから、仕事を探すのは理解してくれない」
ということです。
こう考えると、「資格取得」と「仕事を探す」の順序の考え方が異なるだけです。
それを相手に理解してもらうことは難しいかもしれませんが、認めさせることはできます。
それは、みなみさんのやり方で、幸せだと思える道を自分で切り拓くことです。
資格を取得してそれを活かせる仕事に就き、それによってみなみさんが充実して輝く自分になれたなら、ご主人は「そんなやり方もあるんだな!」と認めてくれるでしょう。
そのためには、自分の夢に向かって頑張るしかありません。
厳しいことを言いますが、落ち込んでいても何も好転しません。動くしかないんです。その頑張りの先に、自分の素敵な未来と、ご主人の理解が待っていると信じて頑張るしかありません。
もちろんその過程に置いて、色んな方に助けてもらったり助言をもらったりすることも大切ですし、なんら恥ずかしいことではありません。
何か少しでも参考にしてみて下さいね。
時代の変遷に合わせ学び続けてください。
仕事をしながらの語学学習、すばらしいと思います。
私は、たくさんの国家・民間資格をもっています。妻に言われますが、実際、職業に活きている資格はこくわずかで・・・冗談半分で『無駄な資格をいっぱい持ってるね・・・』と言われます。ただ、これまでの資格取得は自分の成長や視野を広げるための一つの目標だったと思います。
気になるのは、夫の発言で「資格取得=就きたい職業」が普通・・・この概念は、20世紀型の考えの気がします。これから社会が大きく様変わりします。ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書ホモデウスでは、今後、AIやテクノロジーが急激に発展する未来に向け、ホモサピエンスはアップデイトする必要があり、そのためには一つの専門や資格を身につけ、それを生業とするだけでなく、人生において学び続ける必要があるとしています。また、世界三大投資家の1人ジム・ロジャーズ氏は最も重要なのは、韻を踏みながら変化を続ける時代の流れに合わせ、自分も変化できるようにしておく。時代がどう変遷しているかを肌で感じ、それに順応すること。人は歳を重ねるごとに、変化に順応するのが難しくなる。たとえ40代ですでに仕事上の地位を確立していたとしても、変化を拒んでいればいずれ職を失うことになるだろう。さらに、孫 泰蔵氏(ソフトバンクグループ創業者 孫正義の実弟)は、いま最も必要なのは、アンラーニング(いったん学習したことを「意識的に」忘れ、学び直す)と説いてます。
夫は、今の瞬間において、たまたま趣味≒仕事なのかもしれません。しかし、時代は変遷し、森羅万象・諸行無常です。最も大事なことは、学び続けることで、資格=就職ではなく、将来のみなみさんにとってハッピーな姿をイメージし、仕事を創出するぐらいの気概を持ち、できる限りそれを他者にも理解・共有してもらえるよう話し続けることだと思います。語学関係(通訳・翻訳機能)のテクノロジーも今後革新的に進展しますので、語学の資格や学びもどのように将来活かすのかを考えながら、労力(金と時間:有限)をかけるからには、家族と相談し、仕事・生活での優先順位をつけ取捨選択することも今後は必要なのかもしれません。
マハトマ・ガンジーの名言2つ
『明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい』
『見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい。』
ひとつの参考となれば幸いです。
質問者からのお礼
藤川様
早速のご回答、本当にありがとうございました。
いただいた内容を読み、夫に対しての気持ちが混乱していたことに気づきました。
自分でも、夫のことは好きですし、夫が私のことを大切にしてくれているというのはわかっていましたが、ここのところ変にイライラしてしまい困っていました。
夫は「息抜き」の範囲では理解してくれています。理解を示してもらえていつもありがたいなと思っています。
くじけそうなことが起きても、少しずつでも学習を続けたいと思います。
夫への感情のもやもやが晴れ、大変助かりました。ありがとうございました。
慧徳様
ご回答をありがとうございました。
そうですね、変化の大きい世の中になりつつありますので、大きな視点を持ち、ゆっくりと取り組みたいと思います。
資格を仕事にしたいという気持ちは大切ですが、他にもいろいろ得られるものがあるというのは大きな気づきでした。
今の仕事と資格取得のバランスを、夫にまた相談してみようかなとも思います。