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三つ子の魂百まで

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三つ子の魂百までという言葉がありますよね。3歳すぎたら基本的な性格はもう変わらないのでしょうか。

私には3人の子供がいます。
その中の1番上のもうすぐ5歳になる長男のことなのですが…

私自身、過干渉で厳しい母親の元で育ち、愛情とはなにかよくわからず自己肯定感が低く生きることがとても困難に思えます。
私のようになってほしくないと思っても、気付けば母親と同じように過干渉になり、子供をコントロールしようとしてしまいます。

長男には小さいころに厳しくしすぎ、否定的なことばかり言ったり、ヒステリックに怒ってしまっていたせいですでに自己肯定感の低い子、さらに愛情不足のように感じます。

何事にもやる気、自信のないような感じで、負けて悔しいからがんばる、とはならず、負けるからやらない、という感じです。
少し難しいと感じると放棄します。

環境が変わることが不安なようで、新しいことをやりたがりません。気持ちの切り替えも上手くありません。

息子はこのまま、自分に自信の持てないまま大人になってしまうのでしょうか。私のようになってしまうのでしょうか。

それと、私のことを信頼してないと思います。
幼稚園で嫌なことない?と聞いたとき、どうせママ居ないじゃん…と言われました。
悲しいこと、悔しいことがあったら話してほしいです。どうやったら信頼してもらえるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

嬉しいことの共有。大事にしていることの共有。

こんにちは。
三人の子どもさんの育児。
大変な部分もあるかと思います。

家の中で皆が交わす言葉。
どんな言葉が飛び交っているでしょうか。
発する言葉の内容で、家の雰囲気も変わると思います。

雰囲気が変われば、環境が変わる。
環境が変われば見える世界も違う。
見える世界が変われば、歩む道も変わってきます。

自分がされたことと、自分がしていること、
つなげたくなる気持ちも分かりますが、その面だけがすべてじゃないと思います。

同じ家、同じ親から生まれてきたはずなのに
兄弟で性格や進む道が違うという事例はたくさんあります。

負けるからやらない。難しいことの放棄は、
子どもの世界じゃよくあります。

できてないことを「やれ」というより、
できてることを「できてるじゃん!」「やれてるね!」
その確認の方が自己肯定感が減ることはありません。

難しくないときでもできているときに、放棄せずに偉かったね。
できん時とか、臆病になるのはしょうがないけど、
今はちゃんとできて偉かったね。

悲しいこと、悔しいことの共有より、
嬉しかったこと、楽しかったことに目を向けてみてはどうでしょう。
少しでも聴くことができると、長男さんの大事にしていることをしししまうまさんも一緒に大事にできるようになっていくと思います。

まずは現状の確認。
そのあたりから、言葉の使い方を変えることから始めてみてはいかがでしょうか?

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泰庵  一法
「変えるべきは自身ではなく歩む方向」「時間とお金の使い方」「向きが変われば...
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目に見えないこと、の理解と育ち

こんばんは。子ども達の感情の育ち、いろいろと気になりますよね。
聞いた話で済みませんが、「5歳だと、目に見えない感情というものは理解しにくい」だそうです。
 3歳児は、じゃんけんで負けても「悔しい」とは言いません。敢えて言えば「負けた時は悔しいと言う」という行為として学んで、そう発言する程度です。
 それが重なって、いろんなケースで「悔しい」という言葉で表現される状況を見たり聞いたりして、ぼんやりと「悔しいって、こういうことかな」と身に付けるようです。
 ですから、例えば顔の表情とかを伴って「悔しい〜!!」とお母さんがやっている所を見て、似たようなケースに遭遇するとそれを再現します。溜まってくると自発的に出るようになります。
 ということは、周りの大人達がいかに豊かに感情表現をしているかによって、子どもの感情は育つと言えるのです。子どもが転んで膝を擦りむいた時「痛いね〜」と言ってあげる事で、子どもは「これを痛いって言うんだ」と名付ける(理解する)のと同じメカニズムです。
 振り返って如何ですか?あなたやご主人、幼稚園の先生など、あなたの周りの大人は豊かに感情表現していますか?「感情がはっきりして(表現されて)いる人」は、子ども達から人気がありますよ?大人からは「感情的で大人げない」と言われますが、子どもに感情を示し教えてくれているのは、そういった人です。

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一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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親子において信頼関係を作るには

はじめまして
私の感じたことをお伝えさせていただきます

子育てお疲れ様です
3人も子育てをされていることすごいと思います

今回の件ですが
いくら親子とはいえ
別の人間同士
信頼してとお願いして、はいわかりましたとはなりません

だったらどうすればいいのか
私も人の親の身であります
常日頃子供は親を見ていることに気づかされます
いつも親を見ています
怖いくらい見ています
もし信頼してほしい、いろいろなことを話してほしいと思うのでしたら
日頃の行い、日頃の言葉など日常どのように子供に接しているかということではないでしょうか
その中でお母さんに話せるという関係性が出てくるのではないでしょうか

あと今までのご自身の親子関係のこと
現在の子供さんとの親子関係のこと
非常に分析できているではないですか
きっとここからですよ
過去は過去、悪いことは反省して目の前の子供さんと向き合えばいいのではないでしょうか

今回はこうして声をあげていただきありがとうございます
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです
合掌

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おきもち

鈴木秀彰
人の寄り添える僧侶をテーマに活動中! 僧侶、理学療法士、心理カウンセラー...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですね、お言葉のとおり、“自分がこうだったから息子も同じ”だと、不安ばかり膨らんで思い込んでいたのかもしれません。親も、友達も私とは違うのに…
たしかに同じように育てている下の子はすでにだいぶ性格が違います。

難しいことの放棄が子供の世界ではよくあることと聞いて少し力が抜けました。
ついつい頭デッカチになってしまって…
できることに目を向ける、ですね。できたね、の確認、やってみます。

息子の気持ちに寄り添えるように、私がよく話を聞こうと思います。
言葉、大事ですね。
家族がホッとする、笑顔でいられる雰囲気を作れるような声かけを心がけてみます。

ありがとうございました。

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