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身寄りがなく死んだ場合の自分と先祖の供養について

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40代女です。
両親は亡くなり、姉と二人暮しです。
元々うちが本家なので先祖代々の納骨堂と仏壇をうちで守って来たのですが、私も姉も独身で跡継ぎがいません。
親戚は元々疎遠になっています。

先日姉が急な病気で入院し、退院はしましたが急に自分の今後が心配になりました。
もし姉が先に死んだら私は誰が弔ってくれるのか、先祖の供養は誰がしてくれるのか心配です。

鬱病を患っていて病院の先生にその不安を打ち明けると「市が無縁仏として葬るから大丈夫」と言われましたが、私は母と同じ納骨堂に入りたいです。

永代供養というものがあるのを知りましたが父の遺した借金が原因で自己破産していてお金がありません。

お金もなく、身寄りもない場合自分と先祖の供養はどうしたらいいのでしょうか。
ちなみに浄土真宗本願寺派です。

アドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

取り敢えず菩提寺があるならそこのお坊さんと相談するのがいいと思います。
お母さんのところに納骨して欲しいなら、エンディングノートに書いて、そろそろかなと思った時に手に持っていたらいいと思いますよ。
ところで、阿弥陀経を読まれているとのこと、とても良いことですね。阿弥陀経に「倶会一処」と書いてありますね。たとえこの世で死別して、遺骨も離れ離れになったとしても、極楽浄土で倶に会うことができるということです。
また、「執持名号」とも書いてありますね。
極楽浄土に行く方法は、阿弥陀仏の名号(名前)をしっかり持つということ。つまり、南無阿弥陀仏とお念仏を日頃からお唱えするということです。そうすれば阿弥陀仏は私たちの命が終わる時に迎えに来てくれるのです。
ですから、納骨堂や死んだ後の自分や先祖の供養については何も心配する必要はありませんよ。役所や親戚などに任せておけばいいのですよ。
極楽浄土でお母さんに再会すること以上に後世に求めることなど無いのではありませんか。
極楽浄土で先祖達に会うのですから、その時に命をいただいてありがとうございますと感謝を伝えたら良いと思いますよ。
お姉さんにもお伝えくださいね。そして、いつまでも姉妹仲良く力を合わせて生活してくださいね。
南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

お礼が遅くなり申し訳ございません。
温かいお言葉をありがとうございました。
おっしゃるように、死んだら極楽にいるはずの母に会うことが何よりの楽しみです。
母に会えるように、現世の功徳を詰みたいと思います。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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