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有り難し有り難し 14

皆んなが皆んなそうではないかと思うのですが、やっぱり闇を抱えてる人いるんですかね。例えば、帰る家があるのに、車中泊とか外泊。仕事で、明るくとか優しく接してるけど、実は借金地獄。急に音信不通。とか分かりませんけど。そう人には差別とかするわけではないですが、どういう言葉とか接し方しますか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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力になれる準備運動を

誰しも悩みや、苦しみなる「闇」を抱えていることが多いです。

仏教では「一切皆苦」と申しまして、世の人々は、苦しみを抱えているのが常であると、お釈迦さまはお説きになりました。

闇などの心情に達してしまう人は、何が自分をどういう風にして、心の整理をしていいのか分からない。また、どのようにして、この苦しい環境を抜け出せばいいのかも分からない現実になっています。

人には「口と耳と目」が単純にあります。二人の時間をなんとか作ってあげて、二人だけで話しができる環境を作ってあげてください。

・愚痴を吐かすだけでいいのです。
・しっかり話しを聞いてあげて共感してあげることが大切です。

仮にお金に困ってる友人がいたとしましても、お金を都合できないからといって、解決の糸口にはならないとは限らないのです。

話しを聞いてあげるだけで、心の中が徐々に静かな気持ちへと変化していき、自分自身が今、何をすべきかということは気づいていきます。

まずは、お二人で話しを聞いてあげらる環境を作り、やるせない思いになった闇から、光を当てることが優先です。

良い方向へとご祈願いたします。

合掌

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