私が外に出てみた!
地域の市営バスの事故のニュースを視た後だったこともある
心がざわついて
思い切って
そーっと
玄関から庭に
うちの外に出てみた
近くのマンションの「火事です!火事です!落ち着いて避難して下さい」という放送がなかなか消えない
鳴り続けている
だけどまだ消防車は来ない様子
でもまだ鳴り続けている
・・・
少し不安になる
少しずつ近所の人が出てくる気配を感じる
どうしよう
・・・
今日はあいにく両親がいない
自由といえば自由なんだけど
だからといって家から出てイイ訳がない
でもまだ鳴り続けている
誰もいないうちの庭に
私1人立つ
助けないと!
心がそう言っていた
だから外に出てみた
野次馬の声しかしない
煙なんかの臭いもしない
これは大丈夫なんじゃないか
私が出ていく必要はない
五感を働かせて
大丈夫と判断
ちゃんと遠くから消防車のサイレンの音が近づいてきた
救急車の音もしてきた
野次馬の声がするだけ
もしかして
誰か助けを求めているんじゃないか?
そう思ったから
思い切って庭という外に出てみたけれど
助けを求める声はしなかったから
また家の中に戻って来た
しばらく近所の聞き覚えのある囁き声と
サイレン等の音が鳴り響いていたけれど
しばらくしてそれも収まった
昔
近くのお祭りから帰ってくる人たちのような
そんか感じを思い出した
助けないと!
その自分の声に背中を押されて
庭という外に出てみた
誰から何を言われる訳じゃないけれど
怒られると思ったけれど
助けないと!
そう思った私がそこにはいた
高校1年生の冬
私の住む地域は被災地に
何もかもなくなって
学校は大規模な避難所になっているし
何もない日々を過ごした
ボランティアする
それしかすることがなかった
助け合うしかなかった
助けないと!
そう思ったら出る
助けることが当たり前だったから
自然と
私は人を助ける仕事に就いた
助けるということは
まさに
私の生きるということ
自分が生きている意味
今日の私は
被災地にいた昔の自分そのものだった
思い切って外に出てみた!
その小さな第一歩は
結局何の役にも立たなくて済んだ
でもこれが
なるようになる
ということなんだろうか?
・仕事は資格より素質 ・鬱になろうが5才児ぐらい好奇心旺盛 ・順風満帆な人生より七転び八起きぐらいの人生がちょうどいい
職場で久しぶりに再会した人に「やっぱり~!」と言われることが苦痛
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人は、様々に心を揺らしながら、その一歩を生きています。
この世は、思いがけないことが起きます。
自分の思い描いたようには、ならんということです。
嬉しさや喜びもあるけれど、世間の不条理に苦悩と悲嘆を抱えることもある。
人は、様々に心を揺らしながら、その一歩を生きています。役に立つものでなくても、存在する意味があり、その存在に仏様は慈悲を注いでくださる。
どんな私も、そのままに。
事故のニュースが続きますね。
誰かの命が奪われることに、また起きた罪に、心が痛みます。
ただ ただ、念仏申すばかりです。
合掌
質問者からのお礼
中田 三恵様、お返事ありがとうございます。
起きてしまったこと、過去をないことにすることは出来ない。
楽しいことも、悲しいことも。
失われたたくさんの尊く儚い命に、合掌。
皆。助けたいと思う、と同時に、私は助けられている。
感謝すること、忘れないでいること。
全文まるごと抱きしめたいと思います。
「役に立つものでなくても、存在する意味があり、その存在に仏様は慈悲を注いでくださる。」
その中田 三恵様から教えていただいたお言葉もまた、忘れず、受け止め、大切に生きていきたいと思います。
ありがとうございました。