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子供の習い事の先生との確執

回答数回答 2
有り難し有り難し 49

ご相談させて下さい。子供が小学2年生から習っているある楽器の先生との人間関係で悩み、精神的に辛くなっています。
子供は今高校生ですが、プライベートでも習っているし、現在通っている学校にも部活の指導者としてその先生は教えにこられています。
プライベートでも、部活でも、とても良好な関係(だと思っていた)でしたが、ある日から急に子供に対する態度が豹変してしまいました。
1ヶ月前には、素晴らしい演奏だ!と絶賛して下さっていたのに、先日のレッスンでは、あまりにも駄目な演奏だから、や、あなたの部活内でのまとめ方がなっていない、や、失礼な人だから、教室を辞めて欲しいくらい、と言われた様です。
子供自身も私も、あまりに急な事で、困惑しています。
思いあたると言ったら、何ヶ月も前から教室主催の発表会でのソロ演奏は、勉強との兼ね合いもあり、無理です。とお伝えしていました。
それでも先生は、せっかく上手になったのに勿体無い、と何回か仰って下さったのですが、子供自身が許容量を超えると判断し、お断りしていました。
学校の春休み前にその話しをしており、春休みが終わって、はじめてのレッスンではもう、豹変されていました。
子供は、部活は続けたいけど、プライベートの教室は辞めろ、と言われたし、教室を辞めたら、部活にも指導に来られる先生にひどい言葉で罵られ、それを聞いている周りの皆さんにも迷惑がかかるし、部活を辞めても、みんなに迷惑がかかる、と何をどうしても、その指導者の怒りをかってしまう、と身動きが取れない状態です。
昨日、顧問の先生には、現状を説明し理解して頂きました。
ですが、顧問の先生にもどうしようも出来ないくらい、威圧的な指導者で、多分何も出来ないと思います。
何の解決策もでないまま、失礼してきました。
顧問の先生としては、我慢して、指導者に言われる事を受け止めて、直したり、うまくやるしかない、と言うような事を言われました。
このままでは、勉強も手につかず、結局共倒れになりそうです。部活はもちろん、学校に行く事すら、辛くなってしまいそうで、先読みし過ぎなのかもしれませんが、悩みすぎて、生きる希望を見失ってしまうのでは、と心配でなりません。
家族も、その話が持ち上がってから、明るかった家族が、暗い雰囲気になり、メンタルも身体にも異変が出始めています。
何か打開策を、よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

怒っている原因は怒っている本人の未熟さにある

物事を受容できない時
全ての怒りと悲しみは生まれます

大事な人が亡くなり涙が出るのも
人に対して感情的になって怒ってしまうのも
自分の思うようにいかない現実を
ありのまま受け入れられないからです

この先生は生徒が自分の所有物でないことを深く理解されていないのです
長く指導されることで自分の夢や理想を被せていたとしたら
怒りはたやすく生まれ
先生の心を支配するのは容易に想像できます

怒っている原因というのは
どんな時も怒る人の未熟さにあるということを忘れないでください

怒る人というのは
ありのままの現実を受け入れられないと
なんとかして感情で物事を動かそうと
幼稚な考えと行動で大声や嫌な言葉で
コミュニケーションを進めようとします

そして更に問題は周囲の
取り巻く人間達がそれを恐怖に感じ
ご機嫌をとったり
言いなりになることです

こうしたことがコミュニティーで繰り返され怒る人というのは
「自分の思う通りに周りの人間は変わるものだ」
と錯覚してしまうのです

是非ともそんな弱い先生に流されないで
今は強い人になるチャンスなのだと
励ましてあげてください
勇気を持った行動は周りに勇気を与えます
そしていつかはあなたの勇気が先生の気づきに変わっていくの
そして今後また同じ怒りに囚われた人に出会ったとしても
再び怯えなくて済むの
そんな風に教えてあげてください

ね、だからご家族まで怯えてしまうというのは逆効果なのです
親はこういう時凛としてくださいませ

また、ご本人からのご相談ではないのではっきり申せませんが
娘さんも先生から超える、若しくは離れるべき時が来たのかもしれませんね

合掌

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有り難し
おきもち

山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロ...
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人間関係はそういうもの

人間関係は、確執があるのが普通なのです。
一人一人価値観や能力、利害関係に違いがあるのですから。
ハスノハへの相談の中で、職場の人間関係に悩んでいる相談者はけっこういらっしゃいます。
娘さんが将来、どんな環境でもしたたかに生きていけるように、「これが普通」ということを教えてあげましょう。
先生に怒鳴られようと、後ろを向いて舌を出して笑っていられる明るさがあれば、娘さんは生きていけます。
雨が降れば傘をさせばよいのです。雨が降っているという理由で絶望するのは間違いです。
また、雨が降っていないときまで雨のことで悩む必要はありません。
娘さんには、先生に怒られている時だけ先生を嫌えばよいが、先生が普通にしている時は先生を優しい眼で見るように教えてあげましょう。
また、部活の場を離れているときには部活の心配をしないように、(雨が降っていないときまで傘をさしていると余計に疲れる。)気持ちと思考の切り替えをアドバイスしてあげてはどうでしょうか。
過去は過ぎ去りもう無い。未来はいまだ来たらずまだ無い。
過去や未来に対する妄想雑念で感情をかき乱すと、ストレスが増えます。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

丸山先生。
お返事、有難く拝読させて頂きました。
怒りは、その当人の未熟さ、弱さからくるものだ、とのお言葉は正しく、我が身にも響くお言葉でした。
と申しますのも、この一件でわたくし自身も怒りに満ちてしまったからです。
子供の事となると、つい周りのことが見えずに、我が子を守るべく行動をとりがちです。
今回、ご相談させていただき、今一度、自分の気持ちや考えを客観的に捉える事が出来ました。
丸山先生の仰っられた、
周囲の人間が、恐怖に感じ、言いなりになったり、ご機嫌を取ったり…
まさにその通りでした。それは、間違っている事でしたし、相手を助長させているだけだったと、今更ながら反省しております。
子供側には、問題がなかったのか、反省すべき点がなかったのか、今一度子供にも話を聞きながら、これからの事を考えて行きたいと思います。
自分自身を振り返れる、機会を与えてくださり、感謝いたしております。
ありがとうございました。

願誉浄史先生。
お返事、有難く拝読させていただきました。
今回、ご相談させて頂いた事で、自分自身の未熟さや、おごりがあった事、深く反省する機会を与えていただきました。
子供を守るべく、嫌な態度をとられた事にばかり焦点をあててしまい、実際には子供側に問題がなかったのか、きちんと多面的.客観的に見ることが出来ていませんでした。
子供自身は、わたくしと同じ、未熟者ですので、自分の非を認めにくいと思います。
今回の事を機に、子供と一緒にわたくし自身も成長しなければならないと、思っている所存です。
お教え頂いた様に、雨が降れば傘をさせば良いし、雨が降ってもいないのに、その心配を過剰にするべきではない、と。
今までの自分が見透かされているようでした。
子供の一番近くいる私が、その様な性格なので、きっと子供にも受け継がせてしまっているのですね。
まだ来てもいない未来に不安ばかり覚えるのではなく、物事の本質をきちんと見る。という事を、自分も磨きつつ、子供にもその姿勢を見せて行きたいと思います。
この度は、お返事下さりありがとうございました。

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