hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

子供の習い事の先生との確執

回答数回答 2
有り難し有り難し 46

ご相談させて下さい。子供が小学2年生から習っているある楽器の先生との人間関係で悩み、精神的に辛くなっています。
子供は今高校生ですが、プライベートでも習っているし、現在通っている学校にも部活の指導者としてその先生は教えにこられています。
プライベートでも、部活でも、とても良好な関係(だと思っていた)でしたが、ある日から急に子供に対する態度が豹変してしまいました。
1ヶ月前には、素晴らしい演奏だ!と絶賛して下さっていたのに、先日のレッスンでは、あまりにも駄目な演奏だから、や、あなたの部活内でのまとめ方がなっていない、や、失礼な人だから、教室を辞めて欲しいくらい、と言われた様です。
子供自身も私も、あまりに急な事で、困惑しています。
思いあたると言ったら、何ヶ月も前から教室主催の発表会でのソロ演奏は、勉強との兼ね合いもあり、無理です。とお伝えしていました。
それでも先生は、せっかく上手になったのに勿体無い、と何回か仰って下さったのですが、子供自身が許容量を超えると判断し、お断りしていました。
学校の春休み前にその話しをしており、春休みが終わって、はじめてのレッスンではもう、豹変されていました。
子供は、部活は続けたいけど、プライベートの教室は辞めろ、と言われたし、教室を辞めたら、部活にも指導に来られる先生にひどい言葉で罵られ、それを聞いている周りの皆さんにも迷惑がかかるし、部活を辞めても、みんなに迷惑がかかる、と何をどうしても、その指導者の怒りをかってしまう、と身動きが取れない状態です。
昨日、顧問の先生には、現状を説明し理解して頂きました。
ですが、顧問の先生にもどうしようも出来ないくらい、威圧的な指導者で、多分何も出来ないと思います。
何の解決策もでないまま、失礼してきました。
顧問の先生としては、我慢して、指導者に言われる事を受け止めて、直したり、うまくやるしかない、と言うような事を言われました。
このままでは、勉強も手につかず、結局共倒れになりそうです。部活はもちろん、学校に行く事すら、辛くなってしまいそうで、先読みし過ぎなのかもしれませんが、悩みすぎて、生きる希望を見失ってしまうのでは、と心配でなりません。
家族も、その話が持ち上がってから、明るかった家族が、暗い雰囲気になり、メンタルも身体にも異変が出始めています。
何か打開策を、よろしくお願いします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

怒っている原因は怒っている本人の未熟さにある

物事を受容できない時
全ての怒りと悲しみは生まれます

大事な人が亡くなり涙が出るのも
人に対して感情的になって怒ってしまうのも
自分の思うようにいかない現実を
ありのまま受け入れられないからです

この先生は生徒が自分の所有物でないことを深く理解されていないのです
長く指導されることで自分の夢や理想を被せていたとしたら
怒りはたやすく生まれ
先生の心を支配するのは容易に想像できます

怒っている原因というのは
どんな時も怒る人の未熟さにあるということを忘れないでください

怒る人というのは
ありのままの現実を受け入れられないと
なんとかして感情で物事を動かそうと
幼稚な考えと行動で大声や嫌な言葉で
コミュニケーションを進めようとします

そして更に問題は周囲の
取り巻く人間達がそれを恐怖に感じ
ご機嫌をとったり
言いなりになることです

こうしたことがコミュニティーで繰り返され怒る人というのは
「自分の思う通りに周りの人間は変わるものだ」
と錯覚してしまうのです

是非ともそんな弱い先生に流されないで
今は強い人になるチャンスなのだと
励ましてあげてください
勇気を持った行動は周りに勇気を与えます
そしていつかはあなたの勇気が先生の気づきに変わっていくの
そして今後また同じ怒りに囚われた人に出会ったとしても
再び怯えなくて済むの
そんな風に教えてあげてください

ね、だからご家族まで怯えてしまうというのは逆効果なのです
親はこういう時凛としてくださいませ

また、ご本人からのご相談ではないのではっきり申せませんが
娘さんも先生から超える、若しくは離れるべき時が来たのかもしれませんね

合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロ...
このお坊さんを応援する

人間関係はそういうもの

人間関係は、確執があるのが普通なのです。
一人一人価値観や能力、利害関係に違いがあるのですから。
ハスノハへの相談の中で、職場の人間関係に悩んでいる相談者はけっこういらっしゃいます。
娘さんが将来、どんな環境でもしたたかに生きていけるように、「これが普通」ということを教えてあげましょう。
先生に怒鳴られようと、後ろを向いて舌を出して笑っていられる明るさがあれば、娘さんは生きていけます。
雨が降れば傘をさせばよいのです。雨が降っているという理由で絶望するのは間違いです。
また、雨が降っていないときまで雨のことで悩む必要はありません。
娘さんには、先生に怒られている時だけ先生を嫌えばよいが、先生が普通にしている時は先生を優しい眼で見るように教えてあげましょう。
また、部活の場を離れているときには部活の心配をしないように、(雨が降っていないときまで傘をさしていると余計に疲れる。)気持ちと思考の切り替えをアドバイスしてあげてはどうでしょうか。
過去は過ぎ去りもう無い。未来はいまだ来たらずまだ無い。
過去や未来に対する妄想雑念で感情をかき乱すと、ストレスが増えます。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

丸山先生。
お返事、有難く拝読させて頂きました。
怒りは、その当人の未熟さ、弱さからくるものだ、とのお言葉は正しく、我が身にも響くお言葉でした。
と申しますのも、この一件でわたくし自身も怒りに満ちてしまったからです。
子供の事となると、つい周りのことが見えずに、我が子を守るべく行動をとりがちです。
今回、ご相談させていただき、今一度、自分の気持ちや考えを客観的に捉える事が出来ました。
丸山先生の仰っられた、
周囲の人間が、恐怖に感じ、言いなりになったり、ご機嫌を取ったり…
まさにその通りでした。それは、間違っている事でしたし、相手を助長させているだけだったと、今更ながら反省しております。
子供側には、問題がなかったのか、反省すべき点がなかったのか、今一度子供にも話を聞きながら、これからの事を考えて行きたいと思います。
自分自身を振り返れる、機会を与えてくださり、感謝いたしております。
ありがとうございました。

願誉浄史先生。
お返事、有難く拝読させていただきました。
今回、ご相談させて頂いた事で、自分自身の未熟さや、おごりがあった事、深く反省する機会を与えていただきました。
子供を守るべく、嫌な態度をとられた事にばかり焦点をあててしまい、実際には子供側に問題がなかったのか、きちんと多面的.客観的に見ることが出来ていませんでした。
子供自身は、わたくしと同じ、未熟者ですので、自分の非を認めにくいと思います。
今回の事を機に、子供と一緒にわたくし自身も成長しなければならないと、思っている所存です。
お教え頂いた様に、雨が降れば傘をさせば良いし、雨が降ってもいないのに、その心配を過剰にするべきではない、と。
今までの自分が見透かされているようでした。
子供の一番近くいる私が、その様な性格なので、きっと子供にも受け継がせてしまっているのですね。
まだ来てもいない未来に不安ばかり覚えるのではなく、物事の本質をきちんと見る。という事を、自分も磨きつつ、子供にもその姿勢を見せて行きたいと思います。
この度は、お返事下さりありがとうございました。

「学校の先生・教授」問答一覧

「やろうとしていない」と言われ続け辛い。

こんにちは。私は現在大学生で、音楽の学科に入っています。 そこでの大学の先生に言われる「あなたやろうとしてない」という言葉が辛いです。 音楽科では、生徒は基本、誰か一人の先生の弟子になり、その先生のレッスンを受けることになっています。(音楽科の中では門下といいます) 私もある先生の門下になったのですが、週一回必ずある、その先生のレッスンで下記のことを言われます。 先生に言われたことの全てができないと 「なぜ私が言ったことをやろうとしないの?」 その後、「やろうとはしてます」と返すと 「それはやろうとしてると思ってるだけで実際にはできてないから。」 他にも一度に多くのタスクを課してくることもあり、それもできないと 「なんで?さっきやってたことの上に付け足すだけだよ?それがそんなに難しいことなの?」 私は不器用な性格で、一度に多くのことができないタイプです。 頭が混乱して全部できる余裕がないです。と先生に伝えても 「頭が混乱してるのは誰の所為なの?あなたが自分で混乱させて自分の気持ちに余裕なくしてるんじゃない。」 「自分で不器用だと気づけている人は本当は不器用じゃない。自分で自分に制限をかけているだけ」 とも言われました。 褒めてくれることもありますが、最近はその「やろうとしてない」という言葉が嫌になり、自主練の時でもレッスンに言われたことなどがフラッシュバックに涙が出てきて、毎日練習室で泣いている日々が続いています。 「やろうとしていない」という言葉が、なにを持って言うのか、よく分からず、いつも 頭を抱えています。 私はこのままその先生のところでレッスンを続けるべきなのでしょうか? 先生に言われていることは理不尽だなと思いますが、同時に「確かに自分で自分を制限かけているのかな?」などとも思っています。 一応、他の先生に相談すれば他の音楽の先生に変えてくれる制度はあります。 長文駄文になり申し訳ありませんが、回答よろしくお願いします。

有り難し有り難し 4
回答数回答 1

昔の教え子から相撲対決をお願いされました

小学校教諭の男、40代です。 先日、10年前の教え子(当時小4)から突然電話がありました。 用件は何と「先生と相撲で勝負したい」とのことです。 実は私、身長は170cm程度ですが、体重は当時も今も100kg以上あります。 その子は、(当時は知りませんでしたが)幼少時から相撲観戦が大好きで、巨漢である私が担任になってから「いつか相撲をとってみたい」とずっと思っていたそうです。 私も、突然の連絡が相撲対決申込みというだけで既に驚きましたが、彼が当時クラスの男子で最も小柄・細身で性格も優しい子だったので「まさか、あの子が相撲なんて」と更に驚いています。 「担任だったときの先生は、幼かった自分にとって本物の相撲とりのように大きな存在だった。今自分は体重53kg程度で相変わらず痩せており、先生の相手にならないことは分かっているが、先生の胸に渾身の力を込めてぶつかっていきたい」と真剣な口調で話してくれました。 私は、電話が来たとき他の用件で忙しかったこともあり一旦返事を保留しましたが、彼の申し出を受け入れるべきか悩んでいます。 というのも、今の私自身が極度の運動不足・不摂生だからです。 学生時代から続けていた野球を20代後半でやめて以来ほとんど運動していません。 酒もタバコも相当やる方なので、不摂生がたたって最近では階段を上がっただけで息切れしてしまう有様です。 体重こそありますが、まともに相撲をとれる自信がありません。 相手は約半分の体重とはいえ、一番体の動く20歳前後ですので、もしかしたら今の私より強いかもしれません。 そして何より、今の私自身が、幼き日の彼の目に映った本物の力士のような屈強な存在ではなくなっていることが最大の心配です。 もし私が情けない負け方をしたら、彼の憧れを壊してしまわないでしょうか。 私は彼と相撲をとっても構いませんし、彼に相撲で負けても不愉快な気分にはなりませんが、元教え子の思いに応えるべきか悩んでいます。 (尚、私も彼もスポーツとしての相撲経験はありません。)

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

先生から嫌がらせを受けています。

私は教育現場で働いています。同じ教員である先生から嫌がらせを受けています。私に嫌がらせをしてくる主犯格はA先生、そして口の上手いA先生のことを信じ、つまらない情報収集に勤しみ告げ口をする養護教諭、教頭、校長がいます。 嫌がらせは去年から始まりました。A先生と今はもう異動して職場にいないB先生、そして私の3人は学年部のチームでした。もともとA先生が持ち上がりたかった学級を私が受け持つことになり、初年度がスタートしましたが、この時点からA先生は私のことが気に入らなかったようです。 途中から似たもの同士のB先生と結託し、日々の陰口に加えて、次第に学年部の会議に私を呼ばなかったり、学級の物や私物を勝手に使われたり荒らされたりするようになりました。 最初はコソコソしていた陰口も、段々大っぴらにするようになり始めた頃には、私のメンタルも参ってしまい、2学期の終わり頃に限界を迎えてしまいました。 廊下で一人号泣する私を前年度の校長が発見してくださり、これまでの経緯を話し、A先生とB先生に話をしてくださることになりました。それ以降、ピタッと陰口が無くなりました。 本当は2人とも全然反省しておらず、相変わらず陰口を言っていたことは知っていましたが、私に聞こえるように言わなくなっただけで、随分と仕事がし易くなりました。 しかし、前年度の校長が異動でいなくなってから再びA先生が動き出しました。 今度は自分から動かず、先に話した養護教諭、教頭、今年度から赴任した校長を使って監視をしてくるようになりました。何かアドバイスをする訳でもなく、学級の様子を観察しに来ては、陰口の材料として楽しんでいます。 子ども達に楽しくわかりやすく勉強を教えたいとあれこれ考えていたのに、最近は、「この授業で大丈夫なのか。また陰口を言われるのではないか。」という風にしか考えられなくなってしまい、辛いです。 いじめ問題や人権教育を語るあの口で、どうしてこんな酷い言葉が吐けるのか。理解できません。 もともとA先生と仲が良い養護教諭と教頭は、去年私がどんな目に合ったか知っている上でA先生に協力的です。 憎いです。いけないことだと分かっていますが、彼女、彼らが不幸な目に遭えばいいのにと願わずにはいられません。 しかし人を憎む自分も嫌で、考え方を変えたいとも思っています。ご助言をいただけると幸いです。

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

指導教員との関わり方が難しい

大学の卒業研究で指導して下さる教授が、プライドの高い方です。周りの大人も先生をヨイショしまくっており、時にはそのヨイショに良い気持ちになり言動が大きく(悪口など)なることが多々あります。 研究者として非常に優秀な方ですが、近年ではハラスメントと言われる言動を周りを気にせず、担当の学生に行います。特に私が気にられていて(退官前最後の学生だからか)、同級生の前でイジリを繰り返してきます。 この半年間、先生は一種の愛情表現としてそのような態度を取ってくるのだろうと、必死にそれを理解して上手く対応しようとしてきました。しかし院試を半年後に控え卒業研究が残り1年になった今、わからなくなっています。精神的にまいってしまった、とは被害者ヅラするようで言いたくありませんが、辛いです。そこで今後の展望と伴うリスクを以下に書きます。 1) この研究分野に今後も影響力を与える先生を、上司として割り切った上で自分を演じ、轢かれたレールで比較的順調な学生時代とその後の研究人生を過ごす。すると先生と、表面的にはより良い一生の付き合いを続けることになるが、先生との関係は続く。 2) 今与えられている環境を捨てて(他大学や海外)、自分の研究人生を自分で切り開いていく。影響力のある先生なのでどこかで何かしら私の悪口を言ってそれが耳に入ることがあるだろう。または研究分野の学会で不評を流される可能性もある。 今考えないと、きっと流されて今後もずっと先生の言うことを聞く弟子でしかなくなってしまうと思うのです。割り切って付き合うのか、いっそ離れるか。院試を控えた今、悩んでいます。 (古いタイプの人間は今後より淘汰されていくと一般的に言われますが、研究界ではまだまだ強く深く根付いています。時間はかかれども私たちの世代が変えていきたいという気持ちです。)

有り難し有り難し 11
回答数回答 2

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ