hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

『日々何をして生きれば良いのでしょうか?』

回答数回答 1
有り難し有り難し 17

2年ほど休職中なのですが、体調が上向いてきたからなのか、
『生きるのが辛い』
『なんのために生きているのか』
『無気力』
『人が恐い』
などと言う感じよりかは少しステップが進み、表題のような事を感じるようになってきました。

しかし、これといった夢や特技や資格、経験もなく、子供や恋人も居らず、衣食住へのこだわりなどの欲もありません。

☆原動力が無いような感じで何をして良いか分かりません。

趣味はありましたが、仲間と別れたり結婚などでなんだかんだ疎遠になり、30才も過ぎて一人で打ち込むようなものもそれほど熱くは長続きしなくなりました。

また、もともと内気な性格が強く、一人で開拓することには不得手と感じたので諦めています。

なんなら、身の丈にあったやれることやりたいことはしたので明日死んでも大往生した気分です。
社会における自分の身分の低さにやれることの限界を感じています。

マインドコントロールで誰か操ってくれる方が居れば嬉しいのですが…

どうすれば良いでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

そりゃあ

仏教を学び実践してみるしかないでしょう?と提案させていただきます。

せっかくhasunohaにご縁をいただいたのだし、ご質問内容からも仏教やお坊さんに興味がないこともないのだとお見受けします。

本を読むのならば一人でも取り組めますし、性格にも合うのでは?そこからさらに興味が広がればお寺や仏教関係のイベントにも足を運びたくなるかもしれません。

『仏教思想のゼロポイント』(新潮社)
『日常から精神へ』(教育新潮社)
『現代語 歎異抄』(朝日新聞出版)

などをオススメします。

>『日々何をして生きれば良いのでしょうか?』

と疑問を感じるのは「何かしないと生きてはいけないのではないか?」という感覚があるからかもしれません。

「こうでなければならない」という抑圧から解放されるのも仏教の救いであると思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

そうですね。
お坊さんになることは少し考えたことはありますが、お坊さんの大学に行くお金が無いです。
それに日本の土地に住んでいる限り、各種税金を納めなければならないと思うので、そこがどうなるのか分からず不安ですね。

毎日決まったことをビシッと繰り返す日々も性格的にしんどいです。
イベントに行けるほどアクティブでは無いです。

またそうなると、個人的にやりたい趣味などが全くないわけでもないので、修行で(囚人のように)お金や時間の自由が効かないのはさすがに苦しいです。

書籍は当たってみますが、これまた一人では寂しいですね((T_T))

ありがとうございましたm(__)m

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ