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ののさまのうた、そのほか

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有り難し有り難し 2

この歳になっても、ののさまのうたの1番と2番は泣いてしまいます。
子どもは大きな声で可愛い振り付で歌うのでしょうが、、、
私は、歌詞の内容のように本当にこうだったらいいな、こうできたらいいなと思います。
特に悲しい出来ごとがあった時、無実なのにつみびと扱いをされた時、いくら説明しても理解して貰えない時。

聖書には、変えられない事は受け入れて、変えられる事はかえる。その二つを見極める賢さと勇気を。。確かこのような内容だったと思いますが、神様に祈るそうですね。

仏教ではお釈迦様は似ているような事をおっしゃっていますか?
教えてくださいませ。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

こんにちは。

「妙法蓮華経観世音菩薩普門品」というお経に、
「或囚禁枷鎖 手足被柱械 念彼観音力 釈然得解脱」
(手かせ・首かせをはめられ、牢獄に鎖でつながれた状態となったとしても、その人が観世音菩薩の名を称えれば、身を拘束しているそれらの物はことごとくバラバラに壊れ、たちまち自由の身となることができましょう。)
とあります。

ブッダの真理の言葉「ダンマパダ」277に、
『「一切の形成されたものは無常である」(諸行無常)と明かな智惠をもって観るときに、ひとは苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道である』
とあります。

お問い合わせの言葉に近いかな、と思いました。

 仏教は、仏さま、教え、僧侶に「帰依」(こころの支えとする)信仰です。
 ののさまばかりでなく、仏教の教え、そしてお坊さんが、おとうさまのようにまたおかあさまのようにいつもあなたの心を支えているのですよ。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

光禪様
ご回答どうもありがとうございます。
我にかえるというか、悲しみや悔しさの気持ちに押し潰された感情のままでいるのではなく、よく見なさい。と言われているようなお言葉ですね。

お釈迦様のお言葉は何故こんなに凜としているのだろうと考えたら、良いとか悪いとかではなく真理をおっしゃっているからなのですね。

お坊様の皆様にはいつもお世話になっております。本当にどうもありがとうございます。

「仏教全般」問答一覧

良い人・優しい人が損する理由

YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

有り難し有り難し 9
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