罪悪感に苛まれ笑顔になれません
以前物損事故についてご相談させていただき回答をいただいたのですが、まだ心が辛くご相談させていただきました。申し訳ございませんがよろしくお願いします。
一年半前に他車の隣を車で通り過ぎた時に音を他の物と勘違いして気付かず走行し、その数分後自分の車の傷を見てすぐに警察に出頭しました。音がした場所から一度離れてしまったので、被害者の方は見つからず、一年半たった今も警察から被害者の方から連絡はありません。
音を勘違いしたとしても当て逃げには変わらず、被害者の方に謝って弁償したいのですが叶いません。本当に申し訳なく今も幾度とその事を考え心が苦しいです。運転も出来る限りしないようにしましたが、私が笑顔で過ごしていいのかなと思っています。
私には家族がいて、「悪いことをしてもお母さんが好き」と言ってくれる子供がいるから何とか生きよう笑顔になろうと思いますが、心から笑顔になれない日が続いています。
周りは「そんな前のこと」「自分のいいように考えたらいい」と言ってくれますが、被害者の方のことを思うと自分都合に考えれないのです。
家族のためだと思って家事や仕事をしていますが、こんな自分が生きる価値があるのだろうかと辛い気持ちでいっぱいです。
どう生きていけば良いのかご教授いただければ幸いです。
長文で失礼いたしました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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前を向いていきましょう
おつらい気持ちをかかえてこられましたね。
交通量が多いところでは、意外に気づかないこともあります。当て逃げではなく、きちんと警察に届けてありますから、被害車両の方から被害届が出ない限り、いわゆる罰則はきませんが、気持ちとしてはすっきりしませんよね。
私も若い頃、交差点信号待ちをしていて、前の車にコツっと当たったことがあります。その瞬間前の車は、走り出したので、「あ、止めやすいところで止めるのだな」と思ったのですが、あっという間に遠くに走り去りました。
あなたと同じく、私も警察に届け出ましたが、結局相手から被害届はでなくてそのままになりました。決して気持ちのいいものではなく、かなり落ち込みましたが、
事故は事故→
してしまったらきちんと対処する
と段階を踏んでやるべきことをやった
それでも相手から被害届がでない
→待つしかない
被害届がでたらきちんと対処する
と紙に書いてまとめました。
誰にでも起こす可能性があるのが事故や過失です。今やるべきことはなさったのですから、気持ちを切り替えて、
これから気をつけて運転しよう、と再度自分に言い聞かせて、気持ちの負の連鎖を抜けてください。人間は不完全な生き物です。取り返しのつかないこともたくさん起きています。
もしも、という可能性はいつでも誰にでもありますから、この体験を教訓にして毎日を大切に生きていかれることが何より大切だと思います。懺悔の気持ちはぜひ仏さまに向かってなさり、またよりよき方向に導いていただけるようにお願いいたしましょう。罪悪感にひきづられるのも一つの執着、こだわりです。もうあなたはできる限りのことをされています。
質問者からのお礼
薫誉至誓 様
お忙しい中あたたかいお言葉をかけてくださりありがとうございます。何度も泣きながら読み返していただきました。自分をダメな人間だと今でも思っていますが、私を肯定してくださったこと、とても嬉しかったです。
薫誉至誓様がなさったようにとりあえず紙に書いて自分がしてしまったことを認め前を向けるように努力したいと思います。
わずかですがお気持ちをさせていただきました。親身になってくださり本当にありがとうございました。
お気持ちさせていただきたかったのですが、VISAカードを持っていなかったのでできませんでした。ご回答くださったのに申し訳ございません。