結婚は勢いでしょうか?
よく、「結婚はタイミング」とか、「勢い」だといいますが、お坊さんはどう思いますか?
結婚するかどうか悩んでいて、それは将来うまくやっていけるだろうかとか、この人でいいんだろうか、という漠然とした不安からなのですが、知り合いに相談したら、「考えすぎるなら、それは違うんじゃないか」と言われました。
自分が慎重な性格ということもあるし、勢いで失敗することもあると思うんですが、このまま前に進んでよいのか分かりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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私の場合は、勢い(踏ん切り)でした。
今振り返れば
あんな状況でよく決断できたなぁ
と思いますが
良かったと思っています。
結婚するか否かは
勢いがある程度必要ですが
結婚が上手くいくか否かは
勢いとは無関係です。
今その人が大好きで
将来もある程度見込めるなら
結婚しても良いと思います。
結婚とは国の制度に乗っかること
私は結婚について世間では色々言われますが、結婚とは国の制度に乗っかること。国が貴方たちが愛していると認める制度に他なりません。この2人は愛し合い余程の事が無い限り一生別れることが無いということを保証し家族制度を形成し、国を運用しやすくする制度です。だから、別れる時には異常にエネルギーを要するし、まるで国を裏切るかのような非難に会います。だから、結婚は慎重に行わなくてはなりません。
だいたい、家族を形成する手段が結婚しかないというのはあまりにも自由が無さすぎます。もっといろいろな方法があってもいいと私は思います。今ではシェアハウスのような共同生活を行っている人もいます。
この様な事を書くと人権的にどうかという意見もございますが、結婚するときにLGBTを認めないことや地域、職業、家系、占いまで持ち込んで良し悪しを決める結婚はどちらが人権に触れるか考えてもらいたい。
これからの時代、結婚適齢期を考えずに自分の経済状態や相手との思い、結婚後の生活の事を良く考え、ルールなども明確にすべきです。残念ながら、空気や察する、「あ・うん」では結婚生活に限界があります。セックスも愛や快楽でなく、同意書を書いて行う運動をしている団体もあります。そのことを踏まえ慎重に考えて結婚しましょう。否、結婚しないで家族になることも考えましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございました。