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諦めてもいいのでしょうか

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有り難し有り難し 21

恐縮ですが、ご意見を頂けたら幸いです。
拒食症を患い、入院含めて7年この病と闘ってきました。一時期は50キロ代まで体重も回復しましたが、この2年でまた10キロ近く減らしてしまいました。さらに、睡眠障害で1日4時間くらいしか寝られず、心身が苦しいです。
頭では治らなきゃと分かっているのに、何故か食べ物を捨てたり、減らしたりしてしまいます。
家族にも死を仄めかしたり、きつくあたってしまいます。でも、死ぬことが出来ずにいます。
こんな厄介者の自分は生きていても役に立たない、死んだほうが家族にとっても、世の中にとっても有益なんだと、治ること、生きることを諦めて、死をゆっくりとでも受け入れたい、そう思いました。
いつ死ぬのかは分かりませんが、治ること、生きることを諦めてもいいでしょうか。

もう、考えることに疲れました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

転ぶことより、立つ意識を持つ

拝読させていただきました。
拒食症なんですね。
そして、今辛い現状に立たされています。
人は、何かをキッカケによしわるしと変化するタイミングがあります。
ピンチはチャンス、大ピンチは大チャンスです。そういわれてもハッとはしないと思いますが。
誰かにこの胸の思いを聞いてくれる人がいれば、少しずつ安定を得ることができるようにも感じます。
現在、睡眠4時間程度に偏った食事法では心身ともにバランスが取れていないですね。
死ぬことは寿命が来れば、仏さんが迎えに来てくれます。
私たち人間が生きているというのは修行なんです。この苦難という現在におかれている やま さんは、長い闘病生活にピリオドも打ちたいが、中々そうはいかなく、選択肢の中で、死を意識されたんですね。

人は幸せを見つけようとすると、見つからないものです。捕まえた幸せは幻のように一瞬で消えてしまいます。

今、支えてくれている家族がいるだけで幸せではないですか?
雨は濡れず屋根のある部屋で過ごせることは幸せではないですか?

「小欲知足」
足ることを知ることで、物事の幸せ度に変化が生じます。

まだまだ探ってみてください。過去は過ぎ去った。いつも前を。

応援しております。

合掌

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有り難し
おきもち

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは...
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質問者からのお礼

アドバイスありがとうございます。
ただ、今も苦しくて、辛くて、死んでしまいたいです。おっしゃる通り相談できる相手がいればいいのですが、その様な人もなく、倒れるまで気張るしかないのかな、と思っています。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ