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心が狭い自分が嫌いです。

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有り難し有り難し 16

悩みや不安がつきず、度々質問してすみません。

私は独身で実家暮らしをています。

そんな中、私は毎日些細な事でイライラしてしまいます。

例えば、家族や周りの話し声が大きかったりでも苛ついてしまいます。

また、家族にお願いしていた事が出来ていなかったり、物事が思うようにならない時などでも苛つきます。

特に、母には不満や我が儘を言ったりと八つ当たりしてしまい喧嘩になる時もあり、後でいつも自己嫌悪になります。

存在価値がないのに、自己中心的でわがままな自分が本当に嫌で自分自身に疲れ、消えたくなります。

どうしたら怒りを抑えて、 心を広くもつ人になれますか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思い通りにいかないということをしっかり認識

拝読させていただきました。

ありますよね。思い通りにいかなければ、当たったり、怒ったりと。

しかし、人は十人十色であり、一人ひとりが同じ考え方もせず、また一人ひとりも同じ想像もしないものです。

「異なる想像力」
仏教では、四苦八苦というものをよく口にします。
その中にある8つの事柄が、人の大半の苦難のどれかに値するものです。

今、拝読させていただきましたことからいいますと「求不得苦(ぐふとくく)」に値いたします。

人は求めることは、キリがなく。完全体になることは不可能だと説いています。時には満足する事柄もありますが、それが続く訳ではありません。

少しでも、理想に近づきたいときは、知恵(勉強)を思案することです。
なぜ?うまくいかないのか?
なぜ?こういった結果になったのか?
伝え方がわるかったのか?

相手に全て非がある訳ではありません。自身にも言動一つで、相手も変化していくものです。

求めることで、苦しみが生じるのであれば、与えてあげる心を持つことです。仏教では、与えることは「施し」と申します。

お坊さんは、お経を読むとお布施をもらいます。しかし、布施だけではなく、人にできる施しはたくさんあります。

7つの施しというものがあります。

施すことで、今まで自身に足らなかったことなどが、見えてくることもあります。

今、自己嫌悪になったりすることは、後世で良い経験体験をしたことに必ず繋がり、立派な人間へと変貌していくことでしょう。

合掌

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質問者からのお礼

お返事いただいてありがとうございました。少しでも自分の理想に近付けられるように頑張ります。

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