子供の死を考えてしまいます
私は29歳で、10ヶ月になる一人娘がいます。
事情があり未婚で出産したので実家で両親と住んでいますが、積極的に育児を手伝ってくれていますし、本当に心から娘を可愛がってくれています。
間違いなく、今が人生で一番幸せだなと感じています。
だというのに、夜布団に入って目を瞑ると、娘の死を考えてしまうのです。
それは事故だったり事件だったりするのですが、いつもいつもすんでのところで私の手は届かず、娘は死んでしまうのです。
目を開けて横を見るとスヤスヤと寝ている穏やかな顔の娘がいます。
これは全て妄想だと分かっているのですが、やめられないのです。
楽しいことを考えるのも、何も考えないのも、どうしても出来ないのです。
ただずっと娘の死ぬところを妄想し続けてしまうのです。
考えて、泣いて、を空が白み始めるまでやめられないので、ろくに睡眠も取れず、毎日しんどいです。
昼間はそんなこと考えずに、普通に幸せにいられるのに、夜になるとずっとそんなことを考えてしまうのです。
これは私が深いところで願ってしまっているということでしょうか?
こんなに愛しく守るべき存在の娘の死を望んでいるということなのでしょうか?
どうしたら、考えなくなるでしょうか?
どうかどうか、ご教授ください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
何を考えてもいいのです
ご相談拝読しました。
人間ってそんな完璧じゃないし、キレイごとだけで生きているわけではないのです。
それに考える事や思う事、感情は自分で選ぶことが出来るものではありません。勝手に湧き上がって起こってくるものです。
だからどんな自分も認めてください。許してあげてください。
あなたは確かにお子様を愛しているのでしょう。
でも同時に、まだ若いあなたです、それに色々な事情の中で「もしもこの子がいなかったら…」と考える事はあって当然だと思います。
その浮かんできた気持ちのままに子どもを放っておくとか、そういう気持ちをそのまま子どもに伝えてしまうとか、自分が気持ちに振り回されてしまうならば注意は必要だと思います。
でも、そう考えてしまうことすら許せないとしたら、それはとても自分を苦しめることになるのではないでしょうか。
自分の現実を見ないで、「こうあるべき」というキレイな理想の自分を自分に押し付けてしまうことは自分の現実を責めることになります。
数ある気持ちの中のどれか一つが本心だとか、気持ちこそが本当の自分だなんてことはありません。
気持ちなんてものは縁次第でどうにでもコロコロと変わっていくものなのです。
それよりも、そのような不安定な気持ちの中においてでも、お子様を大事にしようとするあなたの実際の行動や在り方にこそ、あなたからお子様への愛があるのではないでしょうか。
気持ち=あなた
ではないのです。
何を考えてしまっても、「こういう気持ちになることもあるんだ…今自分はそんな風に考える縁の中にあるんだ…でも私はそれに振り回されずこうしよう」と、自分を認め、そして主体的な選択をしていってください。
全然大丈夫!
拝読させていただきました
お一人でご出産する決断をなされ
今育児に望まれている
これには大変なご苦労あると思います
ご存知のように夢には深層心理が強く反映されるものです
ですがその内容が死であっても
そのまま正夢になる事はないのでご安心くださいませ
死は再生の象徴ですので
今回の場合貴女様が現在の境遇で育児しなければならなくなった、その申し訳なさから取り返し(再生)のつかない選択をしてしまったのでは(手が届かない)無いかと何処かで不安が募ってしまっている
そんな印象を私は受けました
おそらく同じ境遇に立たされれば子育てへの責任感から誰しも同じ夢を見る可能性はあるでしょうから気に病まないでください
沢山子供と関わりコミュニケーションが沢山とれるようになるにつれて次第にその不安からは解放されます
人生においても子育てにおいても最も悪いのは不安
不安は物事を悪い方へと導きます
不安を感じても心に留めず
水に流す修行と思い勤めあげる事です
結果そんな母の後ろ姿は何より子供の心を育てる最も良い教育となるでしょう
大丈夫なにも心配いりません
今この瞬間に全てに感謝して生きていきましょう
合掌