自己肯定感
私は物事を深く考えすぎるあまり負の連鎖に陥っています。仕事も上手くこなせず罪悪感ばかりが残ります。自分は何も出来ない人間だ、だから大事な仕事も任して貰えないとか。ステップアップの為に新しいことにも挑戦したいのですが悪い方向にしか考えられなくなっています。何をしてても楽しくありません。趣味もなく毎日が退屈です。生きている価値が分からなくなる時があります。自己肯定感が低く、損してると言われます。何をしても長続きせず悪い方向に色々考え込んでばかりです。自己啓発本とかありますが実行出来ません。何かよいアドバイスがあればお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたは見えないところで愛されている
表題は、郡美矢牧師という女性の国際手話通訳者でご自身もろうあ者の方が価格れた著作の書名です。短い読みやすい本ですから短時間で読了できます。
あなたは自己肯定感が低いとおっしゃいますが、それは目隠しをされていると暗闇のなかであるようなもので、目隠しを外すといっぱいに愛情の光が注がれているのです。まさに「見えないところで愛されている」んです。
それでも、見えないものは見えないのですから、そのために宗教というものがあるのだと言えます。郡牧師の説教はたいていは手話だけですが、通訳士さんの声が付されていて私たちにも視聴可能なyoutube上の説教もあります。
私の宗旨、浄土真宗も仏さまのお慈悲が注がれているという教えですが、同じくyoutube上で法話を聞くことができます。宗教の救いを求めるのはよいことです。
また、心の向きを変えるためには、行動の仕方、言葉の使い方を変えることです。ふつう心が命じて体や言葉を用いるのですが、逆に体や言葉の用い方によって心を変えるのです。これは私が勝手に言っているのではなく、仏教はそう教えています。また精神医学や臨床心理学の専門家も同じことを勧めています。
体の面では、軽い運動がよいとされます。プロ野球選手になろうというのではないですから、週の半分くらい、30~40分くらい歩けばよいのです。これだけで全然違ってきます。
言葉では、「有難うございます。お陰さまで。感謝してます」を白坂慎太郎さんは繰り返しおっしゃっています。くじ龍平という方は、「幸せだなぁ、生きててよかったなぁ」とやっぱり繰り返しおっしゃっています。繰り返し言葉に出していると心もそのうちそう考えるようになるんです。今日やって明日というわけにはいきませんが、だんだんそうなっていきます。やってみてください。
質問者からのお礼
ありがとうございます。心と言葉は繋がっているのですね。
実践してみたいです。