新人の指導について
最近の新人の指導方法について疑問を持っています。
私たちの世代はプリセプターというシステムもなく、先輩やDrに叱られて それでも後ろをついて回り こちらから質問したり真似をして育ってきました。
最近は一から十まで教えなくてはいけないとか、叱らないで優しく指導して離職させないとか…
時間をかけてゆっくり指導していますが成長が伝わってきませんし、私から見たら甘やかしにしか見えません。
このやり方でいいのか疑問を持つ一方で正直、どう接していいかが分かりません。
私の考え方が古いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
不易流行
はじめまして。亀山純史と申します。
残念ながら、質問者ゆちさんの考えは、古い考えなのかもしれません。私は平日、高校で教鞭をとっておりますが、私が教員になりたての頃の教授法と現在の教授法は、かなり違います。昔は教師から生徒への知識の伝授が主だったわけですが、今は生徒を主にした授業を求められます。知識よりも自己表現に重点を置いた指導が中心になってきています。
しかし、どんなに教授法が変わろうとも、変わってはいけない部分はあるはずです。たとえば、どんなに自己表現の大切さを説かれても、知識の定着は昔も今も否定されるべき事柄ではないはずです。それを自己表現の大切さを強調するあまりに、知識の定着が、さも学習意欲を削るものかのように言うようでは困ります。それと同じように、新人教育も変わってきているのだと思います。しかし、新人教育においても変わってはいけない部分はあるはずです。
それぞれの指導法にはメリットとデメリットがあるでしょう。また、どんなに指導法が変わっても、変わってはいけない部分は変えてはいけないのです。本当にやる気のある新人さんならば、そこのところは十分に理解することだと思います。
以上が私からの回答です。ストレスを溜めないように頑張ってくさい。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
「やっぱり」という気持ちで読みました。自分でも薄々気づいてたんですが、客観的に言われた事で心に沁みました。
時代が変わったことは事実です!
今の新人さんにどのように教えたらいいかという指導は私達も受けてないですが、試行錯誤しながらやってみようと思います。
あまり深く考えずストレスをためない程度にがんばります。