回答 1
有り難し 7中学生女子です。
最近、頻繁に「逃げたい」と思うようになりました。
学校の課題、部活の人間関係、テスト、成績へのプレッシャーなどありますが、特に最近悩んでいるのは将来の事です。
来年から受験生で、将来の夢ややりたいことはほんのり決まっています。
ただ、親や親せきに「この道に行きなさい」と言われます。
死にたいのではなく、逃げたいです。
今生きていて、幸せなこと生きててよかったと思うことはたくさんあります。
ですが、ひとたび苦しめられると本当に逃げたくなります。
自分でもよくわからないほど不安です。焦りみたいなのも感じます。
一体どうしていけばいいのでしょうか。
うまく言葉にできていない部分もありますが、答えてくださるとうれしいです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「逃げたい」とお思いになるそのお気持ちは、貴女のココロの大切な動きです。
そう、悪い意味ばかりが「逃げ」なわけじゃなくて、その時のシチュエーションで貴女が正直に「どう感じたか」によって理屈抜きに「こうしたい！」と反応した結果が「逃げ」であった、というだけです。ある意味で防衛本能のようなものでしょうね。
「逃」という字の右側（つくり）は「兆（きざし）」と書きます。貴女は本能的に何らかの良からぬ「兆し」を感じて逃げた…その判断をしたに過ぎません。大丈夫です。
あと、ご自身が今どう思っているのかということは、できる限り正直に周りの方々にお伝えしておいてください。親でも親友でも、他人の心の内は解らないものです。
人生の選択を迫られる機会は、今までと同じようにこれからも幾度となくやってきます。でももしかしたらもっと重大な事を決断しなければならない時が近いうちに訪れるかもしれませんね。その時、またいつものように貴女は「逃げ」るほうを選ぶ可能性はありますし、もちろんそれがダメだとは思いません。ですがいつか、一度でも良いので、左側（へん）のしんにょうを「てへん」に変えて「挑む・挑戦する」選択をしてほしいなぁ、とは思います。
でも焦りますよね…不安ですよね…自分が10代だった頃を振り返りながら、お返事を書かせていただいております。将来の自分はどうなっているのかと一抹の不安を感じながら、学校/バイト/遊びの繰り返しだったあの頃を思い出します。
ご友人でも、ご両親でも、彼氏さんでも、ここハスノハでも、どこでも良いです。何処かに貴女のリアルなお気持ちをそっくりそのまま吐き出せるところを見つけてください。抱え込まず吐露することで少し楽になるはずです。当時の私もそうやって暗闇を乗り越えてきました。
解決というか本当に安心を感じられるまでは時間がかかるかもしれませんが、自分を信じて、日々ちょっとずつ前へ歩んで行ってください。今後の生き方のご参考になれば幸いです。
