ストレスからの過食が治りません
実家を出て暮らし始めた今年の春、はじめにしたことはダイエットでした。
金銭的なこともあり、甘いお菓子など高カロリーなものを我慢することは簡単でした。低カロリーとされるものを食べ、一日15分程度のランニング、歩けるところは歩く、など栄養と運動のバランスも考えてダイエットに取り組んだつもりです。しかし、その反動で、実家に帰省している今、明らかに一日のカロリーの摂取量以上を食べてしまっています。少しでもストレスを感じると、食べることでそれを緩和しようとしています。気を紛らわすほどの楽しいことも今見当たらず、ただただ頑張って絞った体型が崩れていくことを恐れ、望むルックスから遠ざかることを恐れています。
まず食を楽しめていない今が嫌で、ずっとこのままだったらどうしようと不安に駆られる日々です。
こんなことで悩んでいる自分が恥ずかしくて誰にも言い出せずにいましたが、ここでどなたか目にしてくだされば、それだけでも気が紛れます。長々とお目汚し失礼致しました。
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こうじゃなきゃならない、から楽になる
私は食事制限は基本していませんが11キロ減量しました。食べる量じゃなく、運動とか生活習慣とかが体重コントロールにはより重要だと経験のうえから考えています。やっぱり運動は大事です。若い女性ですから見た目は気になるでしょうが、見た目より体の状態がいいか悪いかということでしょうし、少しふくよかな方が美人に見えるように思います。やせりゃいいっていうもんじゃないというのは事実です。
食事制限と食べ過ぎを繰り返すのは、どうも「こうじゃなきゃならない」という考えが強すぎる人に多いと思います。こうじゃなきゃならないと、食欲という本能がつねに緊張状態にあると結局は本能が勝ちますから、行き過ぎて食べ過ぎてしまう。食べ過ぎて、これじゃいけないと今度は食べる量を制限し過ぎてしまう。その繰り返しになると、とてもたいへんなことになります。
そこで、身体そのものの調子がよいこと、少々動いても疲れない程度に健康であるということに目標をシフトなさっては如何でしょう。そうすると今度は運動し過ぎることになるかもしれませんが、プロゴルファーになるわけではありません。他の大切なことをこなしていくための健康さを手に入れるための運動です。食べること、寝ること、運動、勉強や仕事などの調和がとれていると体の調子もよく精神も健全で、結果として見た目もよくなります。やせなきゃいけないとか、~~じゃないといけない、から楽になられたら如何でしょう。
質問者からのお礼
あたたかいお言葉、ありがとうございます。そしてお礼が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
ご回答頂いたあとも過食が止まらず、結局今日体重が1キロ増えました。あんなに怖かった1キロですが、なってみると案外受け止められました。そのとき貴方様のご回答を思い出し、次は自分の精神を必要以上にすり減らすダイエットではなく、ゆっくり自分の理想体型に近づけていこうと思えました。本当にありがとうございました。