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私の考え方は間違えですか

回答数回答 4
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私は結婚して19年になります。
主人は年上で、亭主関白的なところが強く、若い頃は私も反発してきましたが、とにかく意見や考えを押し付けるのでどちらかが引かないと収束できないと思い従ってきました。

最近夫婦の会話の中で夫が、「このお菓子前に頂いたお菓子ににてるよね?」と私に質問してきたので「似てないよ」と答えると急に怒りだしてしまいました。

挙げ句の果てには、「否定されるから怖くて話せなくなるんだよ」とまでいわれてしまいました。

私にとっては正直このくらいのことで…ということが、夫にとっては傷つくことなのかもと考えてその時は謝りました。

ですが、また会話中で、似たようなことがあり怒らせてしまいました。

長い間、夫にこの様なことばかり言われているので、返す言葉がありません。
夫は同調してほしいんだと思いますし、私がそうだなと思うことはそうだねと言えます。
夫を常に否定している訳でもないのに、なぜそうとられるのか分かりません。

私は、世の中には色々な人がいるので考え方というのはたくさんあって良いと思っています。
必ずしも、夫の考えが正しいとは限らないと。

そして、こんなことで毎回毎回怒られることにも苦痛になってきてしまい、子供達にも伝わってしまっています。

どうにか家庭や会社でも笑顔でいられるようにと、無理して笑っているのもとても辛くなってしまい、今後夫とやっていけるのかが不安です。

実母からは子供達の進学などを考えたら、離婚はしないで我慢しなさいと言われています。

どうしたら上手く夫と向き合えるのかが分かりません。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

でも だけど しかし ですが を やめる

「YES!高須クリニック!」
こんにちは。
禅の修行道場では入門時「ハイかイイエ」しか言えません。マジっす。
時代は変わりました。テラノムスコが多い業界に染まった現在の修行道場で生き残るためには、
今日び「ハイかイエス」のみ。「YES!」高須クリニック!
時代の流れに応じて、心の整形いたしましょう。
あなたが誰かに話しかけたとします。
「ねえ、ねえ、ちょっと聞いてほしいんだけど。」「いいえ」
「ねえ、これって〇〇だと思わない?」「いや」
「ねえ、これ超美味しくない」「でも」
どうです。超ムカつくでしょう。
あなたはそれをやっているのです。
そこでも「デモ。だけど。シカシ。いや。」とか言ってません?
「キャッチボールしてない」のです。野球してる。
キャッチボールこそ夫婦の会話の基本ルールなのにあなたがたはお互いに打ち返している。
バットを持ち込んでいるのです。
おまけにこの話をすると、ああ、ウチの旦那もだ。とか思うでしょう。それがいけない。受け止めがない。
自分の事は自分こととしてまず受け止めましょうよ。
ご主人、アンタもです。(二人でこれ読みなさいナ)
夫婦ケンカ程意味のないことはありません。
どっちが折れるかどうかより、アンタがた夫婦の会話のキャッチボールに持ち込んでいるバットをこそへし折ればイイだけの事。
夫婦ゲンカは犬も食わない。仲良く、愛のキャッチボールしてくんなまし。
例・違うと思う場合
「俺ってキムタク似てるよね?」
✖「えー」「いや」
〇「うん。超そっくりー、鼻の穴の数とか。」
うんうん、たしかに、おっしゃる通り、そうだよねー。まずは嘘でも一度受け止めることこそ、大切なのです。

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男は子ども

男ってややこしいですよね。
旦那さんは同調して欲しいだけではないと思います。
あなたより上の立場に立ちたいと思っているのではないでしょうか?
昔的に言えば「男をたてろ」的な感じでしょう。
旦那さんはそれだけ不安なのだと思います。自分が上にたててないと思っているのです。
子どもでしょう。

あなたの考え方は間違ってはいません。
でも正しいことが絶対ではありません。

話すときに「あなたはどこを(似ていると)思ったの?」と聞いてから反論しましょう。
あなたがどう思っているか知りたいのよアピールをしてからだと
意見を聞いてくれていると思えて、機嫌をそこねないと思います。

今回の一番の問題はご主人の亭主関白がウザイと思っているあなたの心が問題なのかもしれません。

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「はい」「うん」「そうだね」。会話に時間をさく。

お菓子について、旦那さんが「似ている」と思ったのには、それなりの理由があったはずです。
例えば、私の知人は、カレーライスとハヤシライスの区別がつかない(辛さが違うだけでほぼ同じ料理だと思ってる)のです。
その人にとっては「似ている」のでしょう。

ですから、旦那さんとの会話の一言目で「はい」「うん」「そうだね」と始めるのはどうでしょうか?
「そうだね」「○○なところが似ているね」と同調しておいてから、「でも○○な点が違うから、別の店のお菓子だね」と続けてはどうでしょうか?
他の会話でも、一言目はポジティブな返事で返す方が会話が弾みやすいそうです。

なお、人は、相手が自分のために時間をさいてくれる「あたたかい」と感じ、時間をさいてくれないと「冷たい」と感じます。
旦那さんのショーモナイ会話に時間をとられるのは面倒くさいですが、そこに時間を使ってあげることが、夫婦関係を暖かくするはず。
これは、お子さん相手にも言えることです。
和顔愛語(やさしい笑顔と言葉)も重要です。
難しく考えないで、テクニックとして、旦那さん相手に実験してみましょう。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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間違えていないですよ。

素敵なご家族ですね。

御主人様も、貴女の優しさに甘えているのだなと感じます。

かわいいなぁ、くらいに受け止めてあげてはいかがでしょうか。

子育てをして、働いて 大変な毎日だと、思います。

仏教に 『 和顔愛語 』と言う言葉があります。

仏様の修行の一つです。

優しいお顔と、愛の溢れる言葉を、かけてあげてはいかがですか。

きっと今以上に幸せなご家族になられますよ。

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長谷雄蓮華 (ラジ和尚)
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