祖母に声を掛けたい
ここ数年、洗濯や掃除は主に父がするようになりました。祖母が洗濯をして、父のやり方と違った時、ひどく祖母に対して怒るようにもなりました。
確かに、周りから見ても祖母の方法はおかしいと思うときもあります。しかし、それは決して嫌がらせではなく自分にできることはしようという気持ちでやってくれているのだと思っています。
父はそのようなとき、必ず「嫌がらせだ」と何回も祖母に聞こえるように言います。
わたしは悲しくて、けど、父としゃべるのは怖くてその場から逃げ出してしまいます。
祖母が言われないように私が進んで家事をしようとすると、学生ということもあり、仕事から帰った母が「代わりにするから勉強しておいで」と母にも負担をかけてしまっています。
祖母は日に日に家事に対しての自信がなくなり、失敗、父に責められる、できなくなる、の悪循環です。そして母の家での仕事が増えていくのです。
とにかくわたしは祖母に対して、家事をしようとしてくれていることに感謝しているので、祖母を励ましたいです。
どのような声掛けをすれば良いでしょうか。また、祖母だけではなく、他に声を掛けたほうがいいならば教えてください。お願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたによって変わります。
皐月さんが祖母を思う気持ち大切ですね。
ここで一度、人間関係を整理しておく必要があります。
察するに、ご家族:祖母、父、母、そして皐月さん(いれば兄弟)で暮らしていると思います。
そして、母は仕事をされていて、なかなか家事をされていない。父が洗濯や掃除を主にされている。そんな中、祖母(父の母?)が家事をされると、父がやり方に注文をつける。というこんな感じでしょうか。
まずは、父を育てたのは祖母ですよね。その母に対して、洗濯や掃除の仕方に文句を言うのは、祖母は、父に対して掃除の仕方を教えてこなかったのかもしれません。洗濯は今の時代、多分、洗濯機の性能により異なるでしょうから、私もよく分かりません。だから、文句を言われても仕方ないかもしれません。それは機械の操作の問題ですから。他にも原因があるのならそれは別問題ですが・・。
さて、そんな状況の中で、祖母を励ましたい気持ちはよく分かります。ただ、父はどのような気持ちで言っているのは分かりませんが、父が祖母に対してのことは、親子の関係のことです。祖母からみれば我が子に言われているだけのこととしか思っていないかもしれません。立場によって、同じことを言われても受け止め方が全く違うこともあります。
父も洗濯や掃除など、どのような立場、気持ちで行っているのか分かりませんが、それなりの想いを以って行っていると思います。
ここは、祖母に対して労いのことばを、優しく掛けて、いつも笑顔で接してあげればいいのではないでしょうか。父にも同じで笑顔で、いつもありがとう。母にも同じです。
皐月さんができることは、それが一番だと思います。
そして、それが祖母に対する救いの笑顔です。もちろん、両親に対しても同じで、感謝の気持ちを表すこと。皐月さんが家族の中での太陽になればいいのです。
余計なことは言わず、いつも、みんなにニコニコしてあげてください。
それで変わるでしょう。