子供の窃盗について
中学1年の息子がゲームを買いたいためにお金を盗むと言うことをしてしまいました。1回目は妹の財布からお金を盗み私が気づいたため発覚しました。ゲームがしたいがためにしてはいけないことと分かっていても、自分の気持ちを抑えることができずにそのようなことをしてしまったことに対し私自身ショックでした。その時は、盗むという行為は絶対にいけないことであること、それに対して悪かったと反省していることに対して、まだそんな風に思えることに対してママは安心したよ。でも、2度としてはいけないからね。と諭すように話をしました。しかし、本日、ゲームを欲しいために再度、今度はカード決済をしてしまいました。これは、親の落ち度でもありますが、前回支払いをした際、カード決済をおこない、パスワードがないと支払いができないと思い込んでいたためそのままにしておりました。認識不足のため、このようなことになってしまい全てが子供が悪いとは思いませんが、しかし、子供自身ももう中1のため、それを勝手に使用してはいけないことは分かっていました。また、そこを問いただしたところ知らないと初めは嘘をつきました。一度、話し合いをして良くないことと分かっていたにもかかわらず、またも、嘘をつきこのように自分が欲しい、やりたいと言う気持ちを抑えられずにこのようなことをしてしまった子供に対しどの様にしたら良いのでしょうか?このままだと、自分の気持ちを抑えきれずに犯罪を、、、と言うことにつながるのではないかと、今後の不安もあります。まとまりのない文章で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
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最初から倫理観がある人間はいません
人は赤ん坊の時から自己中心的でわがままで、自分の欲を満たすためなら平気でうそをつく存在です。自分以外の人と接することによって成長し、欲の一方通行では世の中を生きていくことは出来ないと認識します。母親は、最初はしつけより赤ん坊の欲を満たすことを重視します。赤ん坊は満ち足りた中で信頼関係を学びます。しかし大きくなるにつれて、家族以外の他人は自分の欲望を思い通りに聞いてくれるわけではないことを学びます。学校では、他人とうまくコミュニケーションをとるために、一定のルールを作っています。そしてルールから外れるということは、その集団で生きていくことが難しいんだということを感じます。集団生活や組織の中で生活することによって、家庭と外ではルールが違うことを学びます。そのルールの一つに、他人のものを盗まないということがあります。
ご質問を拝見しますと、自分を守ってくれる家庭内でのルールと外の社会でのルールの線引きが出来ていないようです。もちろん家庭内でも兄弟のものや親のものを取ってはいけないのですが、それが分かるようになった時期にキチンと家庭内ルールを切り替えて行かなかったのではないかと思われます。つまり、成長段階に応じたルールの変更が十分に伝わっていないのだと思います。もう一度スタート時点に帰り、なぜ小さいときにはよかったことが、大きくなるにつれて変化するのかということを具体的に教えてあげて下さい。子供さんが悪いのではなく、伝え方に問題があったのではないでしょうか。
質問者からのお礼
ありがとうございます。あれから再度話、本人の気持ちを確認すると「また、やってしまった」と後悔しているという事でした。本人も悪いことだとは分かってはいるようです。もう一度家庭内でのルールそして、社会でのルールについて子供と話してみたいと思います。