hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

母との関係について

回答数回答 1
有り難し有り難し 4

いつも私の愚問にお答え頂きありがとうございます。

前回の質問に関連するのですが、母についてです。
先日、母が体調不良で救急車で搬送されました。幸い、大事には至らなかったのですが今も頭痛による倦怠感が続いています。

今日も体調不良だった為、受診に行きました。原因は緊張による為に起きる頭痛との診断でした。

その原因が私ではないかなと感じています。
私は、日頃から母に対して八つ当たりしたり、不満や愚痴を言い続けたりしています。

その事が母を追い詰めたのではと考えています。

先日の母との喧嘩では、後日母に謝罪しました。大丈夫と許してくれましたが、私がいる限り、ストレスが溜まり続け母の体調不良は治らないと思います。

いつまでも親の脛をかじらず、自立し家族と距離を取った方がお互いにとって良いかなと考えています。
正直、淋しい気持ちはありますが、私は母から離れ消えるべきでしょうか?

読みにくい文章になり大変申し訳ありません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

関係が変わっても、縁は続きます。

 愚痴や不満を吐く。その時、求めていることは2種類あります。
 ただ聞いて欲しいのか。それとも何か答えやアドバイスが欲しいのか。その「求めているところ」を最初に伝えてから「聞いてもらってもいい?」と確認をしては如何ですか。
 話す側と聴く側の「つもり」がズレていると、苦しみは生じやすいですから。
 ただ「ウンウン」と聞いて欲しいだけなのに、「何か応えてあげたい」と思うのも、「答えて欲しい」のに聞くだけでは、辛くなります。
 アドバイスを受けたいなら、言われたことは素直に受け取る。反論しない。アドバイスは所詮「私だったら」ということですから、当たるかどうかは分かりません。正直言って、当たらないことの方が多いです。
 そうやって、「この愚痴をどう扱って欲しいのか」を表明することは、相手を一人の人間として認め、大事にする第一歩です。最初の枠組みを示すだけで、同じことを喋っても相手の負担感は変わります。そして、いずれの時も「聞いてくれてありがとう」で締める。あなたの自立への一歩にもなりますよ。

{{count}}
有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

佐藤様、お返事ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ