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仏様のような優しさを持つには?

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有り難し有り難し 11

こんにちは
私は最近仏教の奥深さに出会い、なるべく功徳を積んで生きていこうと思っています

しかし、いざ自分の胸の内を覗くと、醜い部分が多くて悲しくなります。少しのことで許せなかったり、人の成功を素直に喜べなかったり。
嫉妬、嫌悪、怒りにまみれた自分のせいで、今まで多くの人を無意識のうちに傷つけてしまったことでしょう

心に余裕があるときは誰にでも優しくできますが、それにも波があります。

なるべく人を笑顔にできるような暖かさと、自己犠牲も厭わないくらいの優しさを常に身に付けるには、まず第一歩としてどのような心持ちで過ごせばいいですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

もう始まっています。

RYIさんの志はとても素晴らしと思います。
さて、どのような心持で過ごせばいいのかですが、様々な方法があると思います。
でも、一番は、RYIさんが言う
>いざ自分の胸の内を覗くと、醜い部分が多くて悲しくなります。少しのことで許せなかったり、人の成功を素直に喜べなかったり。
嫉妬、嫌悪、怒りにまみれた自分のせいで、今まで多くの人を無意識のうちに傷つけてしまったことでしょう

このことに気づくことが、まず最初の一歩です。このことに気づくまでが、いや気づかずに、人にやさしくなんかできません。
徹底的に自己の心を見つめていくこと、もちろん、すべてが解消できるには難しいかもしれませんが、一つ一つ、なぜ、そんな思い考えが浮かんでくるのかチェックしていくことです。
そうすれば、自然に変わってくるでしょう。ゆえに、今、RYIさんは、このことに気づきはじめたことで、すでに第一歩がスタートしています。

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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

素早いご回答、ありがとうございました。
私には少々自己嫌悪の癖があるのかもしれません。自分の悪いところばかりが目について、理想へのスタートラインにさえ立てていないと、そればかりを責めていました。

自分の心の移り変わりを常に静観しながら生活していこうと思います。

御回答は、私の力になりました
ありがとうございました

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良い人・優しい人が損する理由

YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

有り難し有り難し 9
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