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母を許すことができません。

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有り難し有り難し 11

私は中学受験をしました。何故するのかよく理解できないまま夜中まで勉強し、毎日鼻血を出し、受からなかったら死のうという決意で臨みました。特に行きたい学校はなかったのですが、音楽の道にも進めるよと父が探してくれた学校に入りました。

高校生の頃、進路で母と揉め、鬱病になりました。当時、リーマンショックにより父も何度か転職をしましたので、財政的に厳しかったことは、今は理解しています。収入が0の月もあったそうです。私立校に通わせ続けてもらっていただけでもありがたいと思います。
当時母に、音大に行きたいと言うと、「父が音大にもいけると言っただけで私は言ってないから行かせない。あんたのせいでお金がない。病気も、あんたが勝手に言ってるだけだから病院には行かせない」と言われました。自殺未遂をしても、過呼吸を起こしても無視されました。
父は仕事や転職に学校の呼び出しで疲れており、母は更年期、私は思春期、弟は反抗期で、家に帰ると怒声が飛び交い弟が暴れました。家にいられる状態ではなかったけれど、帰らないでいるとそれはそれで怒られました。

無事音大に受かって、カウンセリングに通い努力して立ち直り、自分でお金を貯めて家を出、就職もし、少し距離感が離れたところでようやく家族仲が良くなりました。みんなが犠牲者だったんだと思い、母のことも許そうと思いました。時間も解決の後押しをしてくれるだろうと思っていました。
しかし、母と雑談をしていると、突然話を捻じ曲げ「あの頃は私も頑張ってた」「あら、ちゃんと稼いでるのね、父なんか月収ないときもあったんだからね」「あんたが体調が悪いって、あの変な友達が言ってきたけど思い込みでしょ」と、加害の意識がないような発言が多く、セカンドレイプのように傷付けられます。距離を置くべきなんだと思いますし、実際会わないでいる時期もありますが、それでも私の母は彼女だけです。本当は甘えたい時もあります。

長く拙い文章で失礼致しました。あれから10年経っても傷跡が残っています。自分の心をどのように整理し、母と付き合えば良いのか、ご教示頂ければ幸いでございます。どうぞよろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

悪縁や悪業から離れること

拝読させて頂きました。
今までとてもつらい思いをなさっていらしたことを読ませていただきました。ここまでくるには並大抵ではなかったことでしょう。本当につらいことや悲しい思いもなさっていらしたことでしょう。あなたのお気持ちをこころからお察しします。

お母さまがおっしゃることはやはり今でもあなたのこころを傷つけることでしょうね。つまりはお母さまはあなたを傷つけているという自覚がないのか、人に対する思いやりや慈しみの気持ちが薄いのかもしれません。お母さまのことは私はよくわかりませんけれどもあなたを思いやるような気持ちが少ないように感じます。ですからお母さまも人として未熟であるということかと思います。

私もひとさまのことをとやかく言えるほどできた人間ではありませんからわからない方のことをとやかく申し上げるのもいかがかとは思います。とはいえあなたの心が深く傷つけられるようなことを平気で言うのはやはり悪言でしょうし、悪しき行いだと思います。本人がそのような罪を犯しているという自覚も感覚も持つことがないならば余計に愚かなことであると思います。

やはりそのように悪縁や悪意や悪業をなすものとして精神的にも生活面でも距離を置くことが望ましいと思います。

あなたにはこれからたくさんのご縁がめぐってきます。その中にも悪意や悪業をもたらす方々や自分の我欲のために近づいてくる方々もいるものです。どうか冷静に見つめて悪縁からはなれて、善きご縁を持ちましょう。少しづつ近づいてじっくりと観察していれば自ずと良縁や善業わかってくるものです。
そしてあなた自身も善き考えや善き行いを実践していきましよう。あなたが自ら善き考えや行いを実践しながら善きご縁に恵まれて、健やかに成長してこころ満たされて生きていかれますよう心よりお祈り申し上げます。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

科学的な説明を

お母さんは、精神的な疾患などに対する知識がないのでしょう。
医療機関などが発行しているパンフレットや医学書など、科学的な説明を提示すればわかってくれるかもしれません。
人権問題などと同様に、啓発・普及が必要ですね。
また、人間にはプライドの煩悩があるので、お母さんは自分の考えを否定されたくないはず。
褒めたり感謝の言葉をかけるなど、機嫌を良くしてから
「ただね、」と言いたいことを言いましょう。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

お優しいお言葉をありがとうございました。それだけで心が満たされる思いが致します。

願誉浄史様
科学的な説明や、母のプライドを考えての発言を出来る限り心がけてみるように致します。プライドも煩悩なのですね。

Kousyo Kuuyo Azuma様
私がもやもやしていたのは自覚のない悪言なのだと気付くことができました。振り返ってみると確かに、傷付けることを考えているのかいないのか…何を考えて発言したのかわからない事が多いと感じました。
>やはりそのように悪縁や悪意や悪業をなすものとして精神的にも生活面でも距離を置くことが望ましいと思います。
親子の縁でも悪縁ということになるのですね。諸事情あり実家に帰ろうかと悩んでおりましたが、生活は切り離したままに致します。精神的にも、母を頼らずいられるよう他の良縁を大事にします。
善き考えや善き行いを、これまで以上に心掛けて生きていきたいと思います。ご丁寧なご回答をありがとうございました。大変嬉しく思いながら拝読させて頂きました。
暮も押し迫って参りましたが、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

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