寺族の道か、尼僧の道か
今年、寺嫁になった者です。
嫁ぎ先の寺院の現状と将来を考えると、寺族登録より自身が尼僧になった方が、
次期住職になる夫の支えにより役立つような気がしております。
夫の父である住職が兼務住職で忙しそうで、当初、4月の寺族登録を10月に見送られました。
私自身で登録手続きを、と提案もしましたが、手続きは住職で、の一点張りでした。
今夏、以前から夫の家族より受けていたモラハラが酷くなり、さすがに堪えかねて、彼等に意見を申し上げたところ、寺族登録の予定で散々振り回したあげく、
住職から「寺族登録を当面見送り」と脅されました。
しかしながら、私自身も夫の家族に対し、不信感が募っており、こちらから、寺族登録はしていただかなくても結構です、以前から夫には、年内に無理をして登録しなくてもよい、と話していたので、とも添えました。
よって、今年の寺族登録は見送り、現在に至ります。
寺族登録は年齢制限がないと夫から聞いております。
夫が住職になったタイミングでよいのでは、とも夫に話しましたが、夫は寺院内では萎縮しており、義父母は予想以上に夫に対し高圧的です。
夫とは交際から仲良くしていたのですが、今夏の住職からの「寺族登録を当面見送り」の脅し以来、夫婦仲に亀裂が入り、現在、別居中です。
寺院の将来の為にも安易に離婚せず、解決・改善の道を進むには、寺族登録にすがることなく、自身が尼僧となり、自立した姿となり寺院と宗派に貢献する案を考えました。
寺嫁は尼僧の資格取得は可能でしょうか。
曹洞宗の僧侶の方で、何かアドバイス頂けることがございましたら、何卒、よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
宗派は違いますがお許しください。
どうも夫さんが親に対して頭が上がらない、まだ親から自立できていないようですね。
これからたくさんの経験を積んで自立できるように成長してくれることを願っています。
ただ、今はまだ夫はあなたを守ることができないようですから、あなたが別居するのは当然と思います。
ですが夫と別居すればその溝は益々深くなり離婚も時間の問題でしょう。
夫婦仲を回復したいのであれば、夫と共に別居して、夫には寺に通勤してもらう方がいいと思います。
夫婦共に慈しみの心で接してくださいね。
笑顔と優しい言葉を投げかけてくださいね。
なお、寺族登録とか僧侶の資格とかは気にしなくていいと思いますよ。
それよりもあなたはあなたの好きなことや特技などを楽しんだり、時間があるなら何か他の仕事をしたりして人間性の豊かな人になった方が将来的には魅力ある妻や寺族になるんじゃないかなと思いますよ。
追記
夫をそっとしておく、ですか。
うーん。
なんか心配。
もし良ければ夫さんに友達やハスノハに相談する様に、決して一人で考え込まないようにお伝えくださいね。
修行だと言っても、その修行に耐えられずに潰れてしまった人もたくさんいるのですからね。
お寺の住職/副住職の奥様が尼僧になることは可能だと思いますが、今の住職/副住職の弟子になる形になると思います。ご質問の状況ではそれも難しいのではないかと思いました。またお坊さんになるには、様々な通過儀礼、安居(僧堂での修行)が必要で、そう簡単なものではありません。そもそも僧侶とは資格を取得してなるものではなく、菩提心により志すものです。その覚悟がおありでしょうか?ご主人と仲直りをして、ご住職がなぜあなたを寺族登録しないのかの理由を確認し、そこを是正し、寺族登録をお願いするのが良いと思います。
僧侶までの道のりは険しい
みかん様
ご存知とは思いますが、僧侶になるまでの道のりはかなり険しいものです。得度・安居・法戦式など・・・
私が拝読する限りは今の形でお寺がまわっているのでしたら、距離をとり冷却期間を置いた方がよいかと感じます。
旦那様の将来の住職就任、家族の態度の軟化など・・急がずもう少し、事態が好転するまで待つのがよいかと感じました。
質問者からのお礼
頂きました御回答を拝読致しました。
御多忙の中、ご丁寧にご意見頂き、
心より御礼申し上げます。
今現在において、夫からの離婚催促はありません。
弁護士にも相談したところ、状況的に
同居義務違反にも当たらない、とのことでした。
物理的な距離を取って、私側から解決の提案に向けて、諸々準備中です。
寺嫁が尼僧になれる可能性も知りたかっため、今回の投稿に至りました。
改めて、ご助言を頂き、ありがとうございました。
今後の参考となる貴重なご意見を賜り
誠にありがたく存じます。
以前、夫より、自分の宗派は日常生活の全てが修行、だと教えてもらいました。
よって、この度のことも、ある種の修行として、長期的なものと捉えています。
夫も思い描いていた幸せから遠のくばかりの現実にショックを受け、夫婦共々、
憔悴していた為、夫をそっとしておく意味で、別居を選択しました。
夫が冷静な判断が出来なくなっていたことも、距離を置いた理由のひとつです。
別居開始以降は、前向きに過ごし、より良い方策の為、日々、調べたり、自身の新しいスキル習得に取り組んでおります。
本当にありがとうございました。