死に目にも会えず、苦しくて仕方ありません
お恥ずかしい話なのですが、私は10年ほどお付き合いをしていた、不倫関係の相手がおりました。
私は独身で、相手に家庭がございました。
その彼が先月、55歳という若さで突然病死し、既にお骨になった後、私の耳にその事実が届きました。
奥さまとは長年家庭内別居状態で、私達が付き合い始めた頃に傾き始めた会社も5年前には倒産し、50過ぎで新しい職に就くプレッシャーや強い責任感などから、自分の身体を後回しにした結果でした。
私も貞操観念の欠如と言われるのは承知の上で、自死された彼のお父様と同じことにならぬ様、
彼に寄り添い支え続けた10年でした。
彼は22歳の若さで、会計事務所の所長さんの強い勧めで、5歳年上のお得意様のお嬢さんと訳も分からぬまま結婚し、
私は私で、彼と出会うまでお付き合いをしたことが有りませんでした。
ですから、私達は初めて本当に心から愛し合える相手同士でした。
私達の間柄を知る周りの方々も、
私と付き合う前から、彼の口から奥さまについての苦悩を聞かされており、
世間では、ただただ愛人の側が悪いと言われるけれど、不倫不貞で片付けられない、お互いでないとダメだった強い絆で結ばれていた二人と感じて下さっていた様で、
皆さんがご焼香に行かれるとき、彼の家の中には勿論入れないが、家の外から手を合わせたらどうかと連れていって下さいました。
私には余命宣告を受けている母が一人いるだけですので、彼を亡くした今、この先路頭に迷う人生を思うと恐怖しか有りません。
また、こんな50過ぎのおばさんに、いつも沢山の愛情と安心を与え、大切にしてくれた彼を亡くし絶望で胸が苦しくなります。
誰にでも公平に思いやりを掛ける慈悲深い人でしたから、もうこの世で修行をする必要がないと、
神様が早々に連れていったのかも知れません。
私には霊感が無いため、彼がそばにいる気配すら感じません。
それにホーキング博士が唱える様に、魂もあの世も無いなら、死んでも会えないということになります。
もう死んでも会えないのかと思うと、母に心配を掛けたくないのに、泣けて泣けて、どうしようもなくなります。
人の道に外れた自業自得の人間が、助けを願うのはお門違いと思われるでしょうが、どうかお助けください。苦しくて苦しくて仕方ありません。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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浄土での再会を願う。
追伸:早速にお礼メッセージありがとうございました。そうですね暗闇を感じているのですね。その暗闇にきっと光が指す時が来ます。心のどこかに光が指すことも留めておいてください。それから不甲斐ないと思わなくて大丈夫です。仏様の慈悲はいつも傍にありますから。再礼
マカロン 様 相談ありがとうございます。
まず、彼のご冥福をお祈りいたします。合掌礼拝
人の愛のカタチって色々ありますよね。不倫を肯定するわけではないですが、深い絆で結ばれていること、誇りに思っていいのではないですか!
そのうえで、ホーキング博士の説は置いといて、
貴女の信仰が何か知りませんが、仏教では、魂もあの世も無いとは説きません。
むしろあると言っていいと思います。
私は日蓮宗の僧侶ですので、法華経の教えを信仰しております
法華経では、お亡くなりなったら霊山浄土(りょうぜんじょうど)へ行き、そこでお釈迦様と共に我々を見守ってくださることになっています。しかものこされた我々も、法華経信仰により、今生の修行が終われば、霊山浄土に行き再会できるそうです。
マカロン様が何を信仰するかは、わかりませんが、仏教では法華経の様に、お亡くなりになられた方を丁寧に敬い、供養し、浄土へ送り、そしてそこから、こちらを見守り、また浄土で出会う。という事が本来と思います。
大切な人との別れは、本当に哀しいですね、愛情が深ければ深いほど悲しいですね。苦しいのもわかります。彼の死に目にも会えず、お骨も手に出来ないことも悲しさが増しているのもわかります。しかし、霊感がなくても、浄土が近くにある、彼が守ってくれるとひたすら思い、願い、感謝し、写真か形見のものを用意してそれに一生懸命、手を合わせてみませんか?
思い出に泣いてもいいし、悔しさや悲しさをぶつけてもいいから、ひたすら成仏と再会を願って手を合わせてください。
今はそれが、苦しみからの出口へ向かう一歩かと思います。
また苦しい胸の内、相談してください。
お読みいただきありがとうございました。
再礼
質問者からのお礼
釋 孝修 様
この度はお忙しいなか、早速のご教示を頂きまして、心より感謝申し上げます。
温かいお言葉に、涙で一気に読めませんでした。
私達の間柄を知る人は、そう多くはいませんから、彼の思い出を話ながら癒えて行くことも出来ず、暗闇にひとりぼっちで残された様で、常に息苦しさを感じ夜も眠れません。
そのため、縁も所縁もない 釋様におすがりしている不甲斐なさです。
でも恥を忍んで、おすがりして良かったです。
人様の温かいお気持ちが、本当に有り難く、心に沁みます。
まだまだ暗闇から出られる気はしませんが、毎日 釋様のお言葉を思い浮かべ、仰る通り手を合わせて彼の平安を祈ってみます。
本当に有り難うございました。
彼もあの世から、私に良くして下さり有難うございますと言っていると思います。
まだまだ寒い日が続きますので、どうぞ釋様におかれましてはご自愛下さいます様、お祈り申し上げます。
釋様
わざわざお礼の言葉にまでご返信下さいまして、重ね重ね感謝申し上げます。
釋様にすぐにでもお目にかかり、お礼と更なるご教示を頂きたいところですが、お寺は兵庫県との記載があり、なかなか直ぐには伺える距離でないのが残念でございます。
こうして温かいお言葉を頂けると、気持ちが多少なりとも上向くのですが、起床時や就寝時に感じたことのない絶望感に襲われます。
でもその暗闇に本当に光が差す日が来るなら、せめてそれまでは生きなければいけないと思います。
母のためにも、なんとか立ち直りたいと思う気持ちもあるからこそ、ご相談申し上げた訳ですから、
光が差す日が来るのを信じ、彼に手を合わせてまいります。
釋様のお寺に伺える日を拠り所にし、生きてみます。
遅くまで申し訳ございませんでした。
有難うございました。