33回忌を経木供養ではダメですか?
50代主婦です。実家の父方の祖母と、兄嫁の33回忌が迫っています。菩提寺に33回忌供養をお願いするのではなくて、私が良くお参りするお寺の本堂での戒名を書いた経木供養では、33回忌法要の代わりにはなりませんか?
嫁いでおりますが、両親共に亡くなり兄は遠方在住ですので、実家と実家のお仏壇、お墓は私がお守りしています。
来年は母方の祖父母の33回忌もありますが、親戚は病弱な為、法事はしないと思います。
経木供養で年忌供養が出来れば、そちらも私1人でしたいです。
父方、母方のお墓は同じ墓園にありますので毎月お参りしています。
ご返答、宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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大切なのは純粋な祈りです。
初めまして、こんにちは。
ご供養は、純粋な祈りと笑顔で過ごす事だと思います。
友人は相次いで親と兄弟を亡くしました。遠方の菩提寺さまにお願いをする事や交通費などで生活が苦しかった事がありました。一周忌、お寺さまでお願いをする事が出来なかったそうです。ご自身で般若心経をお唱えをして大好きだった食べ物をお供えさせて頂いたそうです。そのことを、菩提寺さまのご住職さまにお話をされたそうです。ご住職さまは共感されたそうです。あなたの真心は必ず届いていますよ・・そのお言葉に涙をされたそうです。
お仏壇がなくても、例え100円ショップで購入をして作ったお仏壇でも、高価な仏壇や高価なご供養をなされるよりも、私は純粋な祈りと笑顔で日々を過ごすことが何よりものご供養だとおもいます。亡き妻のお仏壇がなくタンスの上に100円ショップで購入したコップと写真立て、お茶碗のお線香立てで毎日朝晩、手を合わせていました。
この世(此岸)に残された私たちを、あの世(彼岸)に居る方々は、笑顔で日々を過ごす事を願っています。残された私たちが悲しむ姿を望んではいないのです。
お仏壇は彼岸と此岸をつなぐ電話だと思います。例えお墓が遠くで中々お参りが出来なくても、お仏壇の前で手を合わせれば・・スッとご先祖さまや大切な方が側に来て拝む姿を微笑んで見つめてくれると思っています。
大切なのは、笑顔と純粋な祈りです。
あなたらしく希望ある冒険旅行と言う人生を仕合せに歩めますように。
合掌
法事は故人様の供養だけではありません
上記の僧侶の回答は非常素晴らしいですので、私は付け加え程度に回答させて頂きます。
回忌の法事は故人様の供養だけではありません。親戚の安否確認も兼ねております。
近年、孤独死が社会問題となっておりますが、盆・暮れ・新年と中々会えない親戚と出会える回数は法事で増えるかもしれないのです。あなたの33回忌の法事の時も親戚と連絡を取ることで色々と親戚の状態が再認識されたのではないでしょうか?
私の身内でも孤独死した方がおります。発見まで一週間かかったそうです。その時もっと連絡を取れば良かったと思います。
これから法事の回数を減らすことで今まで見えていたことが見えなくなることはないでしょうか?そこを考えて欲しいのです。親戚と言えども住む距離が離れてしまうと友人より話すことが減ってしまいます。次もし集まることがありましたら、親戚で終活について話してみましょう。
菩提のお寺に相談しましょう
こんばんは。
まず、母方の祖父母さまのお年忌については、母方の親戚の方が護っているようですので、年忌法要をする/しないは護っている人に任せましょう。あなたはあなたの思う供養をなさればよいと思います。
一方で、ご実家の父方のお祖母、お兄様の奥様については、現在あなたが墓地・仏壇を護っており、菩提寺との窓口になっているようですので、一度菩提寺に相談してみてください。
私の寺では翌年年回忌法要が当たっているお宅にお手紙を出しますが、一軒一軒「お葬式の時にいたお子様は大きくなったかな」「あのときしょんぼりしていたご主人は元気にしているかな」「このお宅はひとりでがんばって護ってくださっているけどその後どうかな」などと思いながらお手紙を出し、当日は、ご家族の元気そうな姿を見たり、「あの時の子供はもう高校生で今日は部活の試合でこられなかった」などという話を聞いて安心したりしています。菩提のお寺さんも、あなたの事を気にかけていると思います。連絡がないと心配します。是非菩提寺に相談してください。
質問者からのお礼
ご返答、ありがとうございました!
お寺さんには答え難い質問にも関わらず、供養の心持ちを改めて教えていただき、ありがとうございます。
2年前の父の7回忌、ひと月前の母の三回忌は、菩提寺のお寺さんに法要をお願いしました。
父方の祖母、兄嫁と2人の33回忌を同時に菩提寺にお願いするとなると金銭的に厳しいものがあるのと、生前あまり接点が無かったのもあり、かといって供養をないがしろにするのも嫌で…と色々考えこんでいました。
形にとらわれず、祈る気持ちを優先します。
アドバイス、ありがとうございました!