亡き師匠への一番の供養はなんでしょうか?
尊敬していた日舞の師匠がお亡くなりになってから3日経ちました。
やっと師匠が亡くなったことが受け入れられるようになりました。
そして、師匠を思って手を合わしたら 師匠の声と笑顔な姿が浮かんできました。
師匠の弟子として自分では
師匠がご生前に教えていただいたことを
活かして舞踊を続け、後世に伝えて行こうと思いました。
亡き師匠からいただいたお着物もあり、
その着物を着て、亡き師匠を偲ぶ。
師匠のご家族のご了承をいただけたら
お墓に手を合わしたいと考えています。
上に書いたようなことでも、亡き師匠の供養になりますでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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師資相承(ししそうじょう)
胸中お察し申し上げます。立派なお師匠様だったのですね。心込めて御冥福を祈り、お師匠様からいただいた教えを大事に守り、更に自分を高めていく。ご質問の内容で宜しいと思います。そういうお弟子さんに育ったことを、お師匠様も喜んでくださっていると思います。
タイトルに難しい仏教用語を使ってすみません。でも、この言葉の理解して頂ければ、納得いただけると思います。
師資相承の師資とは、師匠(師匠と弟子(資)のことを言います。弟子が師より正法をうけ,さらにこれを後につづく弟子に伝えるという意味の言葉です。
①、師匠の教えをしっかりと学び、自分のものにする。
②、更に、その教えを後に続く者に伝えていく。
お師匠様同様にお弟子さんを取り育てていくことが理想かもしれませんが、必ずしもプロの舞踊家になることだけが絶対では無いと思います。仮に舞踊の教授となってお弟子さんを取らなくても、舞踊を習うことを通してお師匠様からいただいた教えや生き方を周囲に伝えていけば宜しいかと思います。
お師匠様のためにも、自分自身のためにも、どうか御精進ください。
質問者からのお礼
吉田様
お返事をいただきありがとうございます。
吉田様からのお言葉をいただき、私の思っていることが供養になると分かり
とても心が暖かくなりました。
これからは師匠の教えていただいたことを糧にして後世に伝えていきたいと思います。