家が居場所だと思えなくなりました
昔から家族のことが好きで、家にいることも好きだったのですが、最近そう思えなくなりました。
きっかけは自分の中である程度ハッキリしています。それは去年の終わり頃、母親と兄が揉めた時(その時にこちらで相談させて頂きましたので、御手数ですがそちらを見て頂けると有難いです)からだと思います。
その騒動の直後、私は全面的に母親の味方につき兄とはある種決別していたのですが、その件を友達に話すと「(私の)兄の気持ちもわかる」と言われました。
友達が言うには、子どもは親の所有物ではないのに心配と銘打って遊ぶ時間や相手までも拘束するのはおかしい、との事でした。
私の両親は周りの人に呆れられてしまう程の過保護で、私はそれを当然のように思い今まで過ごしてきました。
しかしその縛りが苦しいと思ったことは今までにも何度もあり、私の考えとは違った視点からの友達の意見を聴いて、今になって兄が反発した動機が理解できました。
横道に逸れましたが、その一件から私も兄と同様に、両親の束縛を煩わしいと思っていたことを自覚しました。だからこそ一人暮らししたいとも思いました。もちろんそれも一切耳に入れてはくれませんでした。
一度煩わしいと思ってしまってから、両親のどんな発言も一々神経に障り、家にいること自体嫌になってしまいました。
心配なのは重々承知しています。ですがうちはどうも度が過ぎている。
私はこのままこれまで通り我慢するしかないのでしょうか。それとも、本音を言うべきなのでしょうか。長くなってしまいましたが、アドバイスお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
なるほど、それはあなたが反抗期に入ったのかもしれませんね。
反抗期はそれまで親の言われるままにしていたことに対して疑問を持ったり、自分の意思が芽生えたりすることで親に反抗する時期のことです。
ほとんどの人が経験することです。
それが今起こっているのだと思います。
先ず親には一言「今反抗期に入ってるから親に対して反抗的な態度を取るかもしれないけど大きな心で許してね」と伝えておけば親は一応安心すると思います。
また、自分の意見を言うことは大切なことです。
自分の意見を言っても聞き入れてもらえないかもしれません。しかし、それでも自分の意見を言うこと自体にも意味があると思って勇気を出して言いましょう。
言わないと気持ちが伝わらないのですから。
いずれは親から離れて生きていくことになるのですから、その為の準備期間と思ってくださいね。
今は親が嫌いでしょうが、大人になって離れて暮らし始めたらまた気持ちが変わってきますから心配しないでくださいね。
なお、親に自分の本音を言うときは少しオブラートに包んで伝えてあげてくださいね。
私も子供がいますがいきなり厳しい言葉を聞かされるとどんな親でも動揺しますからね。
質問者からのお礼
温かいお言葉、ありがとうございます。
世間一般的にもう子どもと言っていい年齢ではないので、反抗期という実感はありませんでしたが、ご意見を頂戴したことで腑に落ちた気がします。
子の心、親知らずとばかり考え反抗心をむき出しにしていましたが、かく言う私も親の心、子知らずだったのだと思いました。
これから先どれだけ色々な人と出会い別れたとしても、私を生み育ててくれた親はたった2人しかいないのでありますし、自分の考えも大事にしつつ、ちゃんと関係を考えます。
気持ちを整理できました。ありがとうございました。