(編集部より。規約により投稿の一部を変更しています。)
大好きな彼は、ある宗教の信者同士の元に生まれました。たまに通っている程度でしたが、最近とてもその考えに心惹かれ、とても熱心に通っています。
彼とはずっと一緒にいたいと心から思っていました。ただ、私がその宗教に入らないと結婚できないそうです。理由は、その宗教以外の人が生まれつき持っている罪を私が払う必要があるから、また、彼が地獄に落ちないためには信者同士で結婚するしか方法がないからだそうです。
私は、彼がその宗教を信じていても良いと思っています。ただ、彼といるためには私が宗教に入り、その考えを持たないといけないというように、その宗教(つまり彼側)私の意見や私の考え自体を阻害するなら、彼と一緒にい続けるのは無理だろうかと悩んでいます。
正直、その宗教の考えは、自分には理解しがたい部分が多いです。その宗教を信じ続けないと天国にはいけない、その信者同士の結婚をすることでしか幸せになれない、という考えが心苦しいです。
また、彼はあまりにも毎日考えが変わり、どんなに話しても何日後かには私と決めたことなど全て変わってしまいます。
彼が宗教に熱心に通い出して、数週間という短すぎる期間しか立っていません。今の彼は、もう宗教の考え方しか頭になく、これからの人生に様々な規制をきたす、本格的に宗教に入る儀式をするなどの決断をしようと毎日悩んでいます。
また、私にその宗教の話を聞くよう毎日言ってきて苦しいです。あまりにも彼氏が受けている影響が強すぎることと、聞きに行って自分の考えが失われてしまうことが恐ろしく、いけません。
彼は、私が妥協して宗教に入るか、別れるかの辛すぎる2択の答えを求めてきます。
彼に神様を信じ続けてもらっても構いませんが、あまりにも今本当かどうか怪しいことに頭を占められ、儀式などを受けることで、これからの生活に様々な規制がかかってしまうことがかわいそうで、苦しむことが想像できるので入って欲しくないです。ただ、彼はあまりにも自分に自信がなく生きずらそうなので、その宗教に入ることが1番生きやすい方法なのかもしれません。信者同士の元に生まれた彼にとっては、このままその宗教に入り生きていくことがいちばんの幸せなのかもしれません。
私は彼を止めるべきなのでしょうか。また、私達が付き合い続けることで、明るい未来はあるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
何かを条件に恋愛するというのは
やはり無理があるように感じます。
それが宗教のことなら尚更でしょう。
あなたもそう感じているのでしょう?
心で感じていることと
頭で分かっていることとが
乖離しているなら
頭で分かっていることを優先した方が
良いでしょう。
こんにちは、はじめまして。
大切な人との関係にお悩みですね。お辛いでしょう。
「私は彼を止めるべきなのでしょうか。また、私達が付き合い続けることで、明るい未来はあるのでしょうか」という二者択一に迫られているとのこと。私は、貴方様が既に現状の延長線上に、明るい未来が見通せないからこそお尋ねなのだと思います。つまり、結論は出ている。しかし、情として思い切れないということではないかと思います。
もし、貴方様が彼の宗教を素晴らしい、なるほどと思えるのなら、そもそもこのような問は無かったでしょうか。考え方も、宗教も、そして何より愛している。今後に何の問題も無いはずです。問うことさえ。しかし、貴方様のその宗教への違和感はとても強いものだったのでしょう。
恐らく一家で一つの宗教に注力しているとしたら、今後当然一生を掛けて義理の両親とともに儀式等付き合っていく必要性が出てきます。子育て観、夫婦の在り方について、死生観など価値観の根幹にその宗教が基準になります。その生涯を掛けて、彼とその家族と一体になっていく程の思いがあるなら、それはそれで「明るい未来」の一つの形と言えましょう。嫁一人だけ違う価値観、というのは立場的に難しいと思います。だからこそ、一体になるか、それとも別れるかが選択肢になります。
彼は、その宗教に本腰を入れようとされています。その宗教と彼を切り離して考えることができなくなった今、貴方様の選択は以上の二択になるでしょう。
私は、「私の意見や私の考え自体を阻害する」「自分の考えが失われてしまうことが恐ろしく」と言われている、貴方様のその宗教に対する心の違和感を大切にして欲しいです。宗教はそんなに無理矢理に、恐ろしいイメージで肩を落としながら関わりあっていくものではありません。貴方様のご両親が、そしてこれまで自分を育んでくれた多くの人に形成された自分の判断、感覚を信じましょう。
ご参考になれば幸いです。
どうぞ勇気を持って、真の明るい未来へ一歩を踏み出して下さい。応援しています。
そもそも、彼はあなたが好きなのかな?私は信者、会員を増やす口実であなたと結婚しようとしている気がします。宗教は人を困らせてはいけない。私も僧侶の一人としていつも考えながら布教しております。
宗教は都市伝説と同じで信じるか信じないかはあなた次第です。今までお付き合いした数々の思い出を振り返り、あなたは決意してください。彼と別れて下さい。そして、その事を教訓にして、どのような信条までなら許せるか?考え、これから恋愛してください。
この信条は許せるか?
①政治信条
②国の文化、伝統の違い
③職業別の伝統の違い
④家柄の伝統の違い
⑤宗教の信仰、信条の違い
⑥個人の価値観、信条の違い
⑦その他の伝統、文化、信条、価値観の違い
このような項目を用いて考えましょう。好きなら乗り越えられる等と実績も実態も無いものに頼らずに現実を受け止めることも生きる上で大切な智慧の1つです。
けじめをつけるまでに時間がかかり、中途半端なお返事をしたくないと考えていたためお返事が遅くなりました。申し訳ありません。彼とは別れ、別々の道を歩むことを決めました。
観音寺のお坊さん
現実を受け止めることは非常につらいですが、きっとこれでよかったのだと思えるように生きていきたいです。今はまだ余裕がないかもしれませんが、これからひとつひとつ考えていき、自分の幸せを見つけていきたいです。ありがとうございました!
超覚寺のお坊さん
かなり、こんなつらいことがあるか、、、と思ってしまうくらい本気で辛かったし、今も辛いです。かなり辛そうですね、と感じてくださることでわたしは救われました。頭と心で違う答えが出る時は、本当に苦しいですね…。でも、なんとかもがいてもがいて出したこの答えを前向きに捉えられるよう生きていきます。ありがとうございました!
報恩寺のお坊さん
辛い時、寄り添っていただき、本当に心が救われました。そうだなぁ、そうしたいなぁといくつかのことに気づかせていただきました。真の明るい未来に向かって、踏み出します。勝手ながら、応援してくださると思うことでとても頑張れるので、応援していただけるとありがたいです。ありがとうございました!