他人にこうしてほしいと伝えるときの伝え方
いつも相談にのっていただきありがとうございます。
今回も質問させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
わたしは、他人に対して嫌だとかこうしてほしいとか思った時にそれを伝えるのがとてもとても苦手です。
本当の他人や知り合い程度の人であれば特に波風たてる必要もないし、伝えなくてもいいのかなぁと思うのですが。
家族の行動で非常識だったり、もっとこうした方がいいとか直した方がいいところとかそういうことは伝えた方がいいと母や祖母に言われました。
それでもとても苦手です。
例えば高校生の妹が先日、テレビを見ているわたしの目の前に立って話しかけてきました。
小さなことだとはわかっていますが、日頃バイト中にも携帯をいじる妹の姿などさまざまな非常識な姿を目にし、イライラが溜まっていたのでしょう、勢いでジャマ!といってしまい妹を拗ねさせてしまいました。
テレビが見たかったから不快だったわけではなく、マナー?がなっていない行動に腹が立ったのです。
でもそんな言い方をしてしまった自分にとても腹が立ちました。
また最近叔母に、わたし自身の口癖のことを指摘されました。
えーと…という口癖を直せと言われたのです。
確かに人前で話すこともある仕事をしているので直した方がいいかもしれないなと思ったのですが、わたしって確かにそういう口癖あるよな〜くらいに軽く捉えたんです。直せたら直そうくらいに。
そうしたら叔母がわたしに、プライド高くしないで素直に聞きなさいとねじ伏せるような言い方で言ってきました。
昔から叔母のそういった決めつけて説教し、わたしの意見を聞かないところが嫌だったわたしは、そういうところが本当に嫌だからもうやめて!と言ってしまいました。
それから叔母と喧嘩になり会話をしていません。
ふたつ例をのせましたが、どちらも結局言わずに我慢して溜めてしまい、爆発するんです。それは良くないなぁと思っています。
人ともめずに平和に生きている人が羨ましいです。
日頃もやっとしたことをどう他人に伝えたらいいのか、むしろ伝えない方がいいのかわからないのです。
ほとんどの人は流しているのでしょうか。
本当は何よりも日頃の小さいことは気にしないようになれたら一番なんだけどなと思っています。
こんな小さなことで悩みたくないのですが、何年も悩んでいるので質問させて頂きました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
しなやかさを
こんにちは、初めまして。
他者とのコミュニケーション、間合いの取り方についてお悩みですね。「何年も悩んでいる」とのことなので、モヤモヤが晴れないこととお察しします。人の数ほど十人十色のケースがあるので、これをすればいいという法則的なところは難しいと思うのですが、基本的な考え方について私の思いを述べます。
二つの例を挙げられてますが、いずれも「結局言わずに我慢して溜めてしまい、爆発する」のが「良くないなぁ」とお感じなのですね。あなたは、とても真面目な人なのだと思います。真面目だからこそ、相手の言葉に正面から向き合おうとして、正面からぶつかるのではないでしょうか。そして、誠実に相手の言葉について吟味する、だからこそ悩むのです。
私は、かつて学生時代剣道をしていました。相手の打撃に対して正面から受け止めるのは、一つの方法に過ぎず、左右に交わしたり、受け流したりという選択肢などもあります。単純な動きを繰り返したら相手に読まれますし、正面からぶつかり続けると体力を消耗します。また、間合いも狭めたり、広げたり。そのバリエーションを探るのがその人の強さなのだと思います。
今のあなたのコミュニケーションは、もしかすると一本調子になっていませんか。あるいは、一つの方法に偏りすぎていないでしょうか。
時には「~してくれたら嬉しいなー」という柔らかな接し方はどうでしょう。柔らかに接すれば激昂するリアクションは返ってきにくいでしょう。時には、「あー、なんか言ってるなー」程度に聞き流す、いなすというのも方法かもしれません。そして、時がたってあの時言われたことは本当だなーという納得も出来るかもしれません。
こういった経験の積み重ねるうちに、段々としなやかなお人柄が出来て、どんな言葉にも柔軟に対応できるようになるのではと思います。
ご参考になれば幸いです。
お体お大事に。
どこかに線を引く。
私の線引きは
・私だけが困ることなら
私が我慢して相手に何も言わない。
・その人が今後困ることなら
その人のためにあえて言う。
・私が何か言われたら
それを素直に受け入れる。
このように決めているので
その都度ムカつくことも無くなりました。
どこかに線を引く。
私の線引きは
・私だけが困ることなら
私が我慢して相手に何も言わない。
・その人が今後困ることなら
その人のためにあえて言う。
・私が何か言われたら
それを素直に受け入れる。
このように決めているので
その都度ムカつくことも無くなりました。