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性別

回答数回答 3
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先日、第二子の性別が女の子であることがわかりました。第一子も女の子で、私は第一子の頃から男の子がずっとほしくてしょうがなかったんです。
だけど、性別は選べないし、子供を授かることができること自体が素敵な奇跡みたいなことなのは分かっています。

それでもやっぱり第二子は男の子がよかった…と思ってしまうんです。
じゃあ3人目を考えたらっていう方もいると思うのですが、経済的にも年齢的にも大変でしょうし、第三子も女の子だったらどうしようと考えてしまっています。

今の第一子の時も服を男の子の青色を着せたりしてしまいます。そして、スーパーなど町中で、男の子を連れているお母さんを見ると良いなぁ。ずるいなぁって思ってしまいます。
確かに娘は可愛いけれど、男の子がよかった。。。けど、この子が生まれてきたらそんな事言ったら可哀想な気もして…
この気持ちどうしたら成仏できるのでしょうか?
どうしても男の子がよかったんです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

問題は問題を作るところに生じる

ご相談拝読しました。

>「男の子がよかった」

その気持ちを成仏させる必要ありますか?その気持ちに何か問題あるのでしょうか。ありません。

娘さんが可愛いという気持ちも、男の子がよかったという気持ちもウソのないあなたの気持ちです。

問題があり得るとしたら「男の子がよかった」という気持ちに影響されて赤ちゃんを大事に出来ないということですが、逆から言えば赤ちゃんを大事に愛情をかけてさえいれば後はどんな気持ちだっていいのです。

愛情ってなんでしょう?

自分の気持ち、内に秘めた本心のようなものがあり、それこそが本当の自分だととらえてしまうと、「男の子がよかった」という気持ちの自分は生まれてくる赤ちゃんを愛していないような気がして自己嫌悪になるかもしれません。

しかし、愛情は「かたち」によって伝わります。どんな気持ちだろうが、手をかけ、共に過ごし、大切にする。その具体的な行為・態度・表情・言葉などの「かたち」を通して伝わるのです。
伝わるものは自分の気持ちを超えています。自分の意図したものよりも大きく伝わることも、違うように伝わることもあるかもしれません。

しかし大切にしようとしない限りは、かたちなき愛情がかたちとして発露することはないでしょう。

その気持ちのままでいいのです。いいも何もその気持ちは自分でそうなろうと思って起こしたものではありません。あなたのせいではないのです。何故か知らないけれどもあなたが生まれてからの縁の中で今はそう思うようになったのでしょう。

気持ちには何の問題もない。問題だと思うから消したくなる。けしたくなるから気持ちに逆に責められるのです。

気持ちは縁で変わるもの。これからの時間の中で男とか女とかでなく、この子に会えてよかったと思う機会が多々あるでしょう。
それでもどこかで「やっぱり男の子を育ててみたかったな」と思ったっていいじゃないですか。

あなたがお子さんにあなたの愛の「かたち」を示していれば。

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おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

隣の芝生は青く見える。

男の子を育ててみたいお気持ちは分かります。

私には女の子も男の子もいますが
女の子を育てている
男の子を育てている
という感覚はありませんでした。
性差以上に個人差が大きくて
その違いが楽しかったです。

あなたも第2子の顔を見たら
今の気持ちも吹っ飛ぶんじゃないでしょうか。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

思いどおりにならない苦。妄想・雑念。

子供の性別に限らず、希望どおりに物事が運ばないのが人生です。
求不得苦(求めるものが得られない苦しみ)は、誰にでもある「八苦」のうちの一つなのです。
老いたくないと思っても老いていく、病気になりたくないと思っても病気になる。それと同じです。
執着は悩み苦しみの原因になります。
「夏は暑いのが当たり前」だと諦めた方が精神的に楽です。
しかし、それがなかなかできないのが、煩悩だらけの私たちです。
「男の子が欲しい」という思いは、あなたの心に浮かぶ妄想・雑念です。
頭に「男の子が欲しい」と浮かぶたびに、「これは妄想・雑念だ」と意識するようにしましょう。
妄想・雑念を2秒で消せれば、あなたは2秒しか苦しまずに済みます。
妄想・雑念を5分間延長すれば、あなたは5分間苦しむ必要があります。
脳内に苦しみの毒を分泌させずに、嫌な気分の蛇口を閉める癖をつけましょう。
仮にあなたが政治家だったら、赤ちゃんに「なんだ、男の子じゃないのか」と言ったら政治生命が終わるような失言になりますよね。
それくらい危険な発言なので、旦那さん以外の人の前では、それを口には出さないようにしましょう。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

コメントありがとうございます。
男の子が欲しいという気持ちそのままでいいということちょっと安心しました。
なのですが、娘が話ができるようになったら、なにかの会話でママは男の子が欲しかったと言ってしまうんじゃないかと思って、その言葉に娘たちが傷付いてしまうのかなとも思っています。
第二子は今生まれているわけではないので、性別はエコーしか見ていませんが、出産した時、男の子でしたよと言われないかなとまだ思っています。胎動があるたびこの子も女の子かぁ…とブルーになっています。

自分自身も小さい頃男に生まれた方が良かったと思う事が多かったからだとも思います。(だからといって、男になりたいとかそういうことではないのですが、男女自分でもし選べたら男の子を選択してたと思います。)
だから子供も男の子の兄弟が欲しいと思ってました。でも第一子も女の子第二子もたぶん女の子…男の子を生まない限り、この気持ちって消えないんですかね。
でも、何人も何人も産める訳ではないですし…死ぬ時までずっと思い続けて、自分は男の子が産めなかったって思うのかなと思っています。

ちなみに夫に性別がわかったときにその事を言ったら、俺も次の子は男の子も育ててみたい(夫は第一子の時は女の子希望)と思ってたけど、そういうことはあまり言っちゃいけないと思ってるよ。と言われました。
私はそんなできた人じゃないので、やっぱり本音の男の子が欲しいです。と言ってしまいます。

メッセージありがとうございます。

個性が楽しくても、やっぱり女の子は女の子だと思うんです。女の子も男の子も両方いて良いですね。ということしか今の私には言えません。うちには男の子が来てくれなかったので、今この女の子たちを愛せるかわからなくなってきました。

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